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apoのことを語る

被害者はたいていの場合、混乱している。
何が起こったのかという事柄はわかっていても
そのときの自分の気持ち、今の気持ち、その変化
(心が動くことは自然なことだが、それを否認する、とくに日本人の場合)
に気づくことも、見つめることも難しい、自分を守るために。
個人によって異なるが、「自分が今、何をしたい」という自覚に至れない/至りにくい。
 
この自覚を促すのも、具体的な対策や問題解決への行動に踏み出すのも
皮肉なことに他者からの刺激によるものが大きい。
その意味でも、人間の「存在」とは大きなものだと思う。
 
と、ハンサムなカーク・シュナイダーを思い浮かべながら
実存主義的アプローチの復習でもしてみましょうか。