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apoのことを語る

なんで、ここでこんなこと書いてるかっていうと、同様な問題を抱えた本人・家族に参考になることを望んで、です。
 
家族としては、わたしはこの問題の前で孤独になってはいけなかった。頼れるところに片っ端から早期にSOSを出すべきでした。最後のほうは泣くこともできなかったけど、主任の友人から「孤独になるべきでない、共倒れしてまうやろ」と言われ、涙が出たし、責任も感じました。見栄なんか張ってる余裕、なかったんですが、わたしがいちばんそれをわかってませんでした。仕事では支援職であっても、プライベートは別。だから立場はわける必要がある、ってことも。ホント、今回それがイタイほどわかった。家族だからって、うまくなんかできるわけがない。だって、病識が低下・欠如している、でも知恵のあって病気に逃げ込もうとする相手はどんな手だって使う。「プロなんだろ、何とかしてみろよ」ってこちらの職業を攻撃材料にする。人格の悪さじゃなくて、脳の誤作動で。だけど、わかっていてもダメージは大きいし、つらい。
 
年齢がいくつであれ(経験的に、若いほうがたしかに復帰は早い)、一度、引きこもってしまうと寝たきりと同様に、引きこもった時間の何倍も復帰にはかかります。だから、そうしないための工夫は大事。
具合が悪くなったら、具合をよくするドーピングを考える前に、悪化させる要因を一つ一つ断ちきる(うちのケースではお酒)のも重要。わたしは、「かわいそう」とか「わたしも好きだし」とかで、断ちきってあげることを阻害した。これがダメでした。(わたし自身の判断も効いてなかったのかもしれない)