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人生がときめく片付けの魔法のことを語る

学生の頃は、そんなにたくさんの漫画は買えないし
買ったとしても、時間があったので、本を積む事はあまりなかった。

仕事を始めたら、まずは活字を積むようになった。
買える量は増えたのに、読む機会が減ったからだ。

正確には、ちがう。

時間とお金は作る物、だ。読む時間が減ったと言うより読む気力がなくなったんだと思う。

そしてついに昨年、私は漫画を積んだ。どんなときもどんな状況でも漫画を積むなんて考えられない。
あんなに好きで、寝る間を惜しんで読んでたような漫画を。

時間が劇的になくなった訳じゃない。読む気力がなくなった、のだった。

一度は面白いと思って買い続けている漫画、の最新刊のなかに、読むのを億劫に感じるものがでてきた。
古本屋や大人買いした漫画を読みすすめる事が出来ず、結局最後まで読まず処分したりした。

キャパを、越えたんだな、と思う。少なくとも、私に学生の頃のようなキャパはなくなったのだね。