今日の梅ちゃん先生には、ガラスの仮面1巻の学園祭でビビ*を演じた北島マヤ、みたいな人が出てきてくれたらいいのに、と思った。あまりにも、笑えない稚拙なコメディだったので。
泣きながら、ブスばかにすんな、つって、「いい人ぶって失礼なことする人たち」に復習してやるの。
大体このドラマ画面の至る所に堀北がいるんだよ!?あんな美人がどじっ子として露出してんだよ?
もうちょっと、美醜ギャグをやるときは慎重になって!バランスを考えて!
「あー、おそらく30も近いだろうに、こんなに子供で、自分のことを前任と信じて疑わず、ナチュラルに失礼で意地悪でデリカシーがない美女よりも、結果的にブスの方が需要がある場合がある、と言う何十にもこねくり回した、ギャグ?」とか深読みしちゃうよ!
*「ビビ」・・・・・・国一番のバカでブス。この芝居(国一番の花嫁)における道化役。王妃探しが難航する王子に、嫁になってあげてもいいよ、と親切心から口にし「おまえみたいなブスがなにいってんだ」と一蹴され、国中の笑いものにされる役。
演出を担当する担任は、当初、マヤをコメディエンヌとして起用していたが、本番を迎えた板の上で、マヤのあふれ出る感受性と演技力が、ビビの道化としての存在価値を凌駕してしまい、また、・貧乏だから貧乏人の役を与えられたという屈辱や母にすら恥ずかしがられる、という哀しみもあいまって、
「勇気を出して親切心から言ったのにこんな風に言われて切ない!」(バカにすんな)
「笑いものにされて哀しい!」(バカにすんな)
と泣きの演技をしてしまった。担任は、あごをはずしそうになるほど驚いた。
しかし、この演技に観客は感動。この後の芝居がどうなったかは定かではないが
「マヤちゃんが主役でしたよ」と主役を食うどころではない騒ぎとなり
月影千草もまた、マヤに紅天女を見ることとなったのである。
しかし後に、月影は、マヤのこの
「芝居の上でテクニックとして相手役のことを考えられない」
「全体を巻き込むことは出来ても相手と呼吸を合わせることが出来ない」
「ていうかこの人がでたら芝居が全部この人に持って行かれちゃって、あの役者のあの女優、としてはいいけど芝居としてはどうなの?」
という能力を欠点であると指摘し、人形の役などを与えて改善を試みた。
が、個人的には、あまり改善されている気はしない。