まいったまいった。ほぼ全編泣きっぱなしだった。
帰ろうとする光夫と離れがたく思っている結夏。一緒に行くって言えば望む結果になるんだろうけど。でも自分がそれを本当に望んでいるのかわからない。「結局、一緒に行ったって同じ事を繰り返すんじゃないか」と怖がってるんだなあ、と思ったらなけてなけて。
結夏を電車に乗せて、キスする光夫に、勇気を振り絞ったんだなあ、と思ったらまた泣けて。
2年前のあの日も、光夫はこんな風に勇気を振り絞ったのかもしれなくて。
「結局自分を好きになるより、他人を好きになる方が簡単なんですよねー」
って、「自分を好きになろう」「自分を認めてあげようよ☆」で終わっていくドラマの多い中、なかなか新鮮な一言であった。
スペシャルあたりで帰ってきてほしい気もするし、このままでもいい気もするし。
でも、キャストもスタッフも、描かなさ加減と巧みさ絶妙だから、どう転んだって面白い事になるか。