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今日読んだ漫画のことを語る

かくかくしかじか 2巻。

「テンパリストが売れて、口座にポンと大きなお金が振り込まれたを見た時、悔しくて悔しくてそこから動けませんでした」

と言う主旨のモノローグが、印象に残っています。

それは、この作者が、どれだけ真剣に、キャンバスと向き合った時代を過ごしたのか、
絵を描くということ、書き続ける人のの凄味に触れてきたということ、その人達に対する畏敬の念、
また、きっかけをつくったであろう先生との真剣勝負を逃げつづけた(と作者は思ってる)と言う負い目の、深さと強さを感じて。
(真剣に逃げ続ける、こともまた、真剣に向き合ってるのと同じ位エネルギーのいる事だとはおもうけど)