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ごちそうさんのことを語る

正直に言えば、公式にやられると萎える、というのに全面同意で、首がもげそうなくらいうなずいたのだが、ふくちゃんの目線が、恋愛目線じゃない事は一目瞭然で、「これは、なに?実験対象?」と思ってたらあたるとも遠からずだった、朝。いや、でも、笑ったわ。

しかししばらくたって、西門の家の子どもたちは、この時代がこれから突入して行くであろう世の中にあって、そろいもそろって生きにくそうな、そういう性分を持っているのだなあ。かつおの「食いしん坊・料理好き」も見方によっちゃ「男のくせに」だろうし。「男が食べ物の事をがたがたー美味しいも美味しくないも−口にするのは下品」っていう価値観はあるし。もちろんその価値観は、戦前にだってあっただろうけど。
深刻な食料不足と、命のやり取りが今もうどこかではじまってるんだけど、アホで下世話な日常は続く。甲子園という汗と友情と青春に薄い本目線を介入させる下世話さだって、この対比をコンパクトにしたものだろうし。