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せきららこのことを語る

女子力って言葉は、最近「女子とはこう有るべし」というような「強迫観念」を助長する言葉に成りつつ有るのはね、ちょっとしんどいなー、と思いますよ。そういう現象自体は、昔から有ったんだけどね。女子力という言葉の肯定によって、煙に巻かれちゃった所も有るよなーって。雨宮まみが「恋をしてなきゃ女失格という烙印に疲れる」という趣旨の事をマイナビにかいてて、それは、恋愛がしたいけど出来ない、という人に向けた文章だから、ちょっと本筋とは離れるんだけど、確かに、そういうつかれって有るよなー、と。「女子力」という言葉は、それによく似ていると思います。

自分が選び取って「女子力」を楽しんでるうちはいい。私、割とそういうの好きだし。選んでいいってことは選ばなくてもいいってことだから。でも、女子力できゃっきゃうふふに煽りが入り始めると、というか、そのきゃっきゃうふふが過剰露出し始めると、そこに別の何か、が生まれてきちゃうってことは、有るよなー。

ところで、私的女子力の話をしますと、私、乙女の恥じらいを持ってして、夫の前でむだ毛処理が出来ないんですよ。そうすると、そりゃ、むだ毛処理が甘い、という事は有りますよね。人間ですもの。くだものじゃないんだもの。
今日、あつかったので、半袖を着て、腕を上げたら、夫に哀しそうな顔をされてしまいました。
「生えるのはいい…でも、そんな、見せてくれなくていい…」

こうしてやりました。