「薔薇はたとえどんな名前で呼ばれても甘く香る」っていうのは、
家という「名前」を象徴するものを、捨てるの捨てないのって話だよね?ロミオとジュリエットは家が敵同士、だから、この家(名前)を捨てるの捨てないのってやり取りは重要ではないのか。「愛の為に名前を捨てて!」
「あなたがどのような名前を持とうと愛しています」って言う意味なんだよね?
アンと花子の感受性が合致した事(アンが、シェイクスピアを読んで、そう書いてあったけど、そうかしら?と疑問を呈すわけだから)を書きたいばかりに、肝心要の「ロミオとジュリエット」の物語自体が破綻してるのは大丈夫なの?
あのとき、蓮子さんが、花の口にした事をなぞって「すばらしい」って言われてるけど、問題は、そのあとのロミオでしょ?その先が書かれないから、あの台詞を素晴らしいっていっておしまい、になっちゃってるけど、先のことを考えたら、さあどうしましょうってなるんじゃないのかな…あの台詞、ロミオとジュリエットの整合性、とれてた?