「最近、ナノイーケアドライヤーっていうの使い始めたの。おったかいやつ」
「え?どうどう?」
「すっごいわよ〜さっらさら。でもね、人間は昨日、ジム?とかいう場所で、お風呂に入ったわけ」
「ほうほう」
「そしたらね、見事に、髪が違うんですって!それもナノイーなのによ?」
「気のせいじゃなくて?」
「でも、人間が最近買ったの、ナノイー2倍なのよー」
「あらやだ。でも、ゼロに2をかけてもゼロよ?」
「いやいや、ゼロってことはないでしょうよ」
「でも、まあ、気のせいかもしれないけど、ドライヤー自体はなんだか気持ちよくなったんですって」
「それじゃあまあいっかー」
「なになにーなんの話ー?ていうかあんたたち、さっきから大きいのに狙われてるわよー」
「だいじょうぶーあの子、こっちみろって人間に指図受けてるだけで、目線はカメラ目線だからー」
「そっかー」
朝おはようのことを語る