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ドラマのことを語る

「わたしを離さないで」
悲しい運命の中で、生きてて良かったと思えることを見つけて欲しい、とマミに言われ、介護してる提供者(そーべーさん)にも同じ事を言われるキョウコ。
龍子先生と再会して、トモは「世界は広い」と感じる事ができたようだけど・・・
そう?・・・私はちっとも納得できなかったよ^^;
うなずけたのは、提供者から臓器を受けてそれをとても感謝している人間がいる、と言うこと。そういう人は大勢いるのだろうけれど(以前中古屋さんの店主も言ってた)目の前で元気に子供を応援して、その子供に提供者と同じ名前をつけている人を見たとき、きっとトモの中で何かが落ち着いたのだろうな、ってこと。
悲しく切ないドラマだった。でも、もしかして将来提供するだけのクローン人間を作る、というシステムが恵美子先生や次郎先生の言うように本当に無くなるのかもしれない。繁殖能力は取るような高度な技術があるなら、臓器だけのクローンを作る事だっていつかは可能になるかも、そんな落としどころを探さないととても観ていられないドラマであった。キョウコは恵美子先生の所へきっと行ったよね。