昨日見た「パッセンジャー」なんですが。
ネタバレします↓
物語を楽しめなかったのは、地元であった監禁事件の事を思い出したから。
男の勝手な欲望→女の一生をダメにした、という点で。
ヒロインがそのことに気づいた時の怒りや絶望を見た時に、小学3年生だったあの子は、ずっとそれを幼いながらも感じてて、自由にならない毎日を過ごしていたんだ、と考えたらもう主人公が腹立たしいやらなんやらで、行き所のない怒りがふつふつと沸き上がった状態で映画鑑賞…最悪な心理状態でしたわ。
映画は、その後ハプニングや命がけの何やらでヒロインと主人公は良い感じになるのですが、そんな普通の心理状態でない時の恋愛なんて、陸に上がれば目が覚めるわよ、吊り橋やスキー場で男女が知り合うようなもんよ。
ってな感想を抱いてしまい、純粋に映画を楽しめなかったのです。
監禁事件とは状況とか全く違うし、私の中でこじつけてしまっただけなんですけどね。あんなひどい目にあいながら「you die I die」と言ってのけるヒロインの器の大きさよ…。