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ちせのことを語る

【チキチキ!第11回林遣都の出演作を見てみよう!】
「火花」9話
2009年。相方の帰郷…元バイト仲間の留学。自分の周りが徐々に変っていくが、それを受け入れるしかない自分に苛立つ徳永
いつもふたりで練習してた公園にひとり、ネタをつぶやくシーンの長回しが良かった。
いたたまれず昔のネタを話し出す彼女、反応するスパークス、線路脇のシーン。
日向事務所の3人と最後の会食、社長の思いがけない言葉…うう~もう泣く。泣いてばっかりいる。
あのとき、プロデューサーと会食していたら、その後のスパークスは売れたのだろうか。TVの力は大きい。
徳永はああいう接待は本当に好きじゃないんだね。それが自分らしさなんだろう。
OPの火花のタイトルバックと英語の曲がとてもいい。洋楽かと思っていたら日本人の曲だった。

10話
9話を見てから10話を見るまで3日かかりました。終って欲しく無い、最後の漫才見たくない、ラストの映像どうすんのさ、っていう理由で。
でも3日経ったら思いの外フラットな気持ちで見ることができました。最後のステージさ、あれさんまに怒られるよ。芸人が客泣かしてどうすんだって。
客はわらかさな、って。相方の好井さんが早いうちから泣いてて、徳永が客席の(たぶん)神谷や事務所の顔を見つけて声に詰まって…
うるっとくるはずの場面を結構普通に見てました。それよりタクシーに乗った山下と彼女を歩道橋の上から見送るシーンにぐっときた
走って追いかけて・・・ 声を張り上げるわけでもなく、ずっと見送って。あのシーン良かったなぁ。
徳永が久しぶりに吉祥寺を車で走るシーンもぐっときた。ずっと日常だった場所。公園もアパートのおっちゃんも、マキちゃんも…
マキちゃんが幸せそうで良かった。徳永の願いがずっとずっと続きますように。
神谷と久しぶりにあった居酒屋シーンからラストまではずっと半笑いでした。
笑わすはずの徳永に泣かれて、号泣してる神谷をバカだなぁ~って。
そんな状況なのに2人で組んで漫才やろうっていう神谷。はしゃぐ神谷を涙浮かべながら笑顔で見る徳永の表情がとってもいいんだ。
全裸ではしゃぐ2人の関係性はたぶんこれから好きもずっとこのまんまだろう。この最終回NHKでよく放送されたよねぇ(苦笑)
このドラマ見た後にTVで芸人さんが出てると、よかったねぇって聖母(?)のような気持ちで見ています。
そして彼らの奥の方にいるであろう、顔も見たことないたくさんの芸人さんの存在を感じるようになりました。
スパークスもあほんだらもきっと彼らにいる。いるんだ。