【チキチキ!第11回林遣都の出演作を見てみよう!】
長いよ~。いっきにいくよ。
「火花」1話
「敵とったるわ」花火より鮮烈な印象を徳永に与えた先輩芸人の徳永
花火に夢中な観客を乱暴な言葉でこちらを向かせようとする神谷。
それを見る目がうるんできて、その姿を心に焼き付けるようにメガネをかける徳永
アウェーな環境の中にひとりの強い味方を得たような感覚だったのかな。
飲んだ帰り、嬉しくて、じっとしてられなくて笑顔で海岸線をダッシュしてしまう徳永の心情がとてもよく判った。
歩きながら、銭湯に入りながら、日常生活の中でついぶつぶつと低い声でネタを繰り返し繰り返しつぶやく徳永
自信なさそうな猫背、右肩さがりでとぼとぼ歩く姿。こういう林遣都すごく好き。
2話
吉祥寺、あ~だから斉藤和義の曲が!不意打ちに流れたのは誰得?いや絶対私得!!
元コンビニ店員で、今美容師役の徳永えりさんのお姉さん然とした感じが好き。
アパートの外へ出て携帯で話したり、隣や上の音に神経を使う徳永にとって、自分の思うがままに生きているような神谷は、あこがれだったのだろうなぁ。
公園で、太鼓叩きのお兄さんを本気にさせる神谷。あれはすごいセッションだったねぇ。
その後、歩行者道路の真ん中でふたりではしゃぐシーンとか、ラストの階段の上の神谷を見た時の花火の残像だとか。
後輩に漫才を褒められて先輩のように振る舞う徳永がいとおしいです。
先輩をディスられて、背中で怒っている徳永。頭からビールのシーンもとても良かった。まあ実際はそこまでできる徳永では無くて…
この回は印象に残る演出がいくつかあって。とても好きです。