中学の時の家庭科教師のババアが、
性別役割分担をまーったく疑問に思っちゃいなかった…
てのはまだお約束にしても、
教え子の女子たちを一律に「お嬢さん」呼ばわりする気持ち悪い女で、
授業中俺はイライラしっぱなしだった。
…のだが、履きもしないスカートでも具と調味料の選定に疑問のあるけんちん汁でも、
「作る」という作業自体が嫌いではなかった俺の成績は中学三年間通してずっと「5」。
4年後同じ中学に入った妹の話によると、そのババアは
「お嬢さんたちの先輩で、自分のことを『俺』と言うけどもとても女らしい子がいてね…」
とか、
俺の事もネタにして「女性がよき家庭人となることの重要性」を説いてらっさったとかー。
正直、今思い出しても爆発しやがれと思う。
てめぇの話に付き合わされるより、
俺は内燃機関の構造についての話を技術科担任から聞きたかったんだよ。
技術家庭のことを語る