柿沼瑛子が大JUNEのどの号かで書いたエッセイ『王子様はもうこない』も気になってる。というか、忘れられない。 究極の助けのような人間、そんなものは自分の元には来ない、のはもうわかってる、充分にわかってる、それでもそれを待ってしまう、望んでしまうようなところがあること。 映画『うつ依存症の女』の最後でクリスティーナ・リッチが望んでる天使みたいなもの。 そういうものが存在することを諦めきれないところ。 そういうのも、根っこからはまるための条件かも。