【怖かった】
The 悪夢、という感じの夢で目が覚めた。
覚めたとき、ラックに掛けてある服とその上に置いてあるバッグが絶妙の位置で、人が立ってわたしをのぞきこんでるように見えて息をのんだ。夢の中の人間が、追っかけてきたように思えておそろしかった。
まさにわたしの不安と後悔をゆがめて過去をねじ曲げて絵に描いたような悪夢だった。
外に出てって、しゃがんで、鉢に水をやって、目に付いた芝を二、三引っこ抜いて現実に戻ってから今部屋にもどってきた。
同じ暗がりでも、もうラックにかかった服とバッグは人に見えない。
ほっとする。