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伏見稲荷大社のことを語る

長者社は劔石(雷石)と呼ばれる大岩が御神体で、ミツルギさんと呼ばれます。

享禄から天文年間に描かれたという山上古図にも記されていて、稲荷山の中でも最古クラスの神蹟だそうです。(秦氏によって稲荷神が勧請される以前からの磐座信仰の名残という説も)
周囲には製鉄や鉄工関連の企業のお塚がたくさんあります。

春繁社から一ノ峰に向かう長い石段。左手の尾根は「僧正峰」と呼ばれて、かつて修験者の行場だったと伝えられるそうです。
稲荷山は低い山ですが、山岳信仰の影響が色濃く残されています。女人も入山でき冬でも登れたので重宝されたそうです。

稲荷山の最高峰、一ノ峰の末廣社に到着。

ここはさすがの人気で、お塚はもちろん個人の奉納鳥居の数も多いです。