お話しするにはログインしてください。

|

Tips:各種タイムラインは RSS に対応したアプリケーションやウェブサービスで更新情報を受信できる。
id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『ブラック・スワン』
・描写も含め、あらゆる意味で山岸凉子の世界。気軽に見に行くと痛い目にあう。なぜプログラム編集者は彼女に感想を依頼しなかったのかと小一時間と言わずとっちめたい。
・こどもに自分の夢を託し協力しながらも、自分を超えていきそうになると足を引っ張る親(の嫉妬)に、互いが気づけるかどうかが、サバイバルの成否にかかる。
・オナニー描写、同性間セックス描写あり。一応念のため。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『狼たちの午後』
・先週のBOSS見て、やっぱりちゃんと見ておくかと。クリスは出てこないよレオンだよ(クリス・サランドンが演じた役名がレオン)。
・実話ベースということを考えると悲しくなる。誰にも耳を傾けてもらえなかった人生、耳を傾けることをできなかった人生。
・パチーノをかっこいいと思ったことはあっても美しいと思ったことはなかったんだが、これのパチーノは美しかった。とても意外。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

【ノー・マンズ・ランド】
・「もっと薪を!」という話。せめて最後に、薪を、なぜ誰も与えないのか。
・誰も救われない人道援助って何?
・戦争なんて、一番の藪の中。彼のいう通り、誰かの飯の種でしかない、そういうものなんだ。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『サン・ジャックへの道』
・こいつら一応「巡礼」だということをどう考えてるのか、ケータイとりあげるぞ(笑)
・識字障害と依存症の問題が出てきたのは予想外、しかもそれがどういう状態・状況を引き出すかがよくわかっている。
・思ってたよりずっとコミカルで、真摯で、逞しい話で、ラストの歌がまたよくて、わたしもこんな旅をしたくなった。そう思わせるって、「旅」の物語としては最高なんじゃないのかな。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『Queen Victoria 至上の恋』
・原題はMrs. Brown、映画を見たらわかるけど、いいタイトル。
・なにゆえにこうもジュディ・デンチは、どの映画を見てもうまくかわいらしくかっこいいのか。
・存分に故人を悼むことを本気で許しその痛みを守っててくれる人が一人でも見つかれば、人間は生きていけるのだな、とかいろいろ考えさせられつつも、しかし途中から↓とかが頭に思い出されてしまったかわいそうなMP脳。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!』
・ほんとは選挙速報始まって何十分もしない内に、爺のどや顔見るよりラジニのどや顔見たくなって見たので今日じゃない。
・さすがのラジニもよる年波には勝てないか、前半はラジニの恋愛と結婚、後半はその娘たちの恋愛と結婚話に、ラジニへの妄執ゆえに半生を怒りに狂わせた女の復讐譚が絡む物語だが、わたしは彼女を必ずしも嫌いにはなれない。
・「女」がかっこいい話。母ちゃんの啖呵に胸がすく。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『アルナーチャラム 踊るスーパースター』
・悪人に利用されそうな1000億円の遺産を相続するために30日で10億円、誰にも理由を言わず使い切らないといけない主人公アルナーチャラム(ラジニカーント)の波乱万丈の半生、って、波乱万丈じゃないラジニ映画などない(笑)
・これはダブル・ヒロイン両人がかなり踊れるのでダンスシーンが楽しい。
・インドで大金を使い果たしたければ、映画を作り、政党を作ることらしい。ラジニ本人はどうやら映画スター→政治の道は選びそうにないけどね。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『キル・マイ・ボーイフレンド』
インド映画脳を刺激されたので、このあいだ録画しておいたビデオを見たが、マハラジャとはまったく関係ない女囚復讐ものだった(笑)(いやあるていどはタイトルから察していたが)。
・ヒロインはあることをきっかけに長い髪を切るのだが、そのあとはなかなかの美少年なルックスになり、かっこよかった(笑)
・騙された男への復讐譚なのだが、なかなかに大映チックな『むごく静かに殺せ』であるんで、ベタなのお好きな方はどうぞ。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『焼け石に水』フランソワ・オゾン監督
・グロテスクってこういうことよ。
・エゴイズムは伝染する。
・深刻な質問:この男のどこがいいのか(除・セックス)

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『黄金』
・爺萌えにはたまらん一作。
・金が人を変えるというよりも、自分が実感を持てない額の金は持たないのが身のため、みたいな。途中で「このあとどうするか」を三人それぞれが語るところが象徴的。
・笑うしかない時に笑えるようになるには年期が必要なんかもね。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『最後の人』
・ホテルの顔で自分の職業に誇りを持っている老いたドアマンが、年齢と体力を理由に紳士身だしなみルームに降格され、それを周囲に打ち明けられず……という話。
・無声映画なのだけどすごくリアルな描写で見ててとてもつらくなった。
・ラストにすごいことが起きるのだが、わたしはなんか逆にさらにつらくなってしまったよ、『阿Q正伝』とか思い出しちった。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『バーバー』
・爽快にならない天網恢々粗にして漏らさず。
・原題が頭にあったせいもあってか、見始めてすぐ頭に浮かんだのが『ウェイクフィールド』とオースターの『Ghost』だった。だいぶ違うのだけど、でも同じ。
・最後まで彼の目が向かうのがヘアスタイルなのが皮肉。野心や自ら起こす変化は、自分が何に満足していないのかはっきりさせてからでないとどこに向かうかもわからず危険なのかも。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『カルメン』(ほんとは昨日)
・パス・ヴェガ圧倒的な色気、ホセ気の毒。
・原作どおりなんだけど、原作の方がカルメンもっと言葉とかが魅力的だった、というかツボだった気がする。
・これたぶん男女逆転ならまったくありきたりの話として扱われるんだろうなあ……女性どうしなら『バタフライ・キス』ね。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『歩いても歩いても』
・一種の事故で失った長男の命日に、老親の元に集まる親族の、ちょっとグロテスクなくらい生々しい二日間。
・「いつもちょっとまにあわない」のが家族なんだ、というの、『ガープの世界』見た時も思ったっけ。
・樹木希林が、演技も役のリアルさも白眉。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『サハラに舞う羽根』
・原題直訳の方がいいタイトルだった気がする
・ジャイモン・フンスーやっぱりかっけえ
・しかし、なんかもやもやする話ではあるので(戦いを拒否することが臆病なのではなくて、拒否し続けてその場にい続けることには、戦場に向かうよりも勇気がいる場合があると思う)、そのうちノーカットで見直したい(今回はテレビ放送で見た)

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『バベル』
・ケビン・ベーコンゲーム
・真摯に向き合えばまにあうこともある。言葉とか、助けとか
・思ってたほど重くないケビン・ベー(ry

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『フレンジー』(昨日だけど)
・そんなにフランス料理が嫌いか(笑)
・死体や一回だけ出てくるレイプシーンがけっこうえぐかった。意外。
・警部の描く犯人像に関する会話で「犯人は性的不能者、(部下「性的不能なのにレイプ?」)性的不能とレイプは違う、犯人は性に満足するのではなく性暴力に満足する」というような会話が出てきて、
おお、ヒッチコックわかってるではないか、と意外に感じた。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『ヤング@ハート』
・どうしても『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』や、以前NHKドキュメンタリーで見たイギリスの街のコーラスの話と比較してしまって、そうすると、ちょっとわたしにはものたりない。
・ラストに歌われる『Fix you』はほんとにすごい。
・メンバーの様子それぞれ以前に、地域に根ざすセミプロ・コーラス・グループがこういうふうにワールドワイドに活動できる文化のありかたそのものに興味を感じる。こういう感じは日本にあるのか。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『リトル・ミス・サンシャイン』
・しょんぼりしてたんだけど元気出た、爆笑した、みんな目をつむってるけど、結局ミスコンの究極というか本質はオリーブのが正しいよな、じいちゃんえらい。
・こどもは時に、こどもであるっていうことだけで人を軽くしてくれる。
・ドゥエインとおじさんの変化が好きだった。プルースト読んでみようかな。

id:dadako
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『マルタの優しい刺繍』
・何もできない気分の時、息が詰まって疲れてるときに元気づけてくれる映画。
・スイスの社会のあり方について少々調べてみたくなるかも。
・傑作とは言わない、でも、愛おしい。『ショコラ』と造りが似てるかなと思うけど、わたしはこちらの方が好き。