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映画のことを語る
映画/神と共に/第2章:因と縁のことを語る
はーーおもしろかった!
テンポがよく興味もぐいぐい前へ前へと進むけど、見ていて煽られたり脅されたりするような気分になることはなく、みっしりと楽しかったです。盛大に笑ったり泣いたりしました。まわりの席の人もみんなハンカチ出して笑ったり泣いたり終わったとたん「よかった!」って言い合ったり忙しかったです。
おすすめポイントは以下の通りです。
・あっちでもこっちでも「話を聞かせて」って懇願 or 要求する人物がいて、おとなしく話す人物がいて、その話に対する感想があって、という「あなたの話を聞かせて」という事態が生まれる瞬間のおもしろさが詰まっ…[全文を見る]
映画のことを語る
昨日見た映画『The Crossing -ザ・クロッシング- Part1, 2』。さっき、ブログに感想をしたためましょうといそいそと書きだしたところ、つい 2014 年から話を始めてしまい、公開までの間にいろいろあったドタバタと平昌オリンピックまでからめるに至って自分でわけがわからなくなってしまいました。それほど、公開前すでに熟し切っていた私のもろもろをこの映画はすべて受けとめて下さいました……あれ? 受けとめたのはこっちか? まあいいや。今日はここまでにして寝ましょう。おやすみなさい。

公開中。おすすめです!
映画/三行コメント/「The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅡ 太平輪 彼岸」のことを語る
・兄嫁と下宿屋のおかみさん、それに友人たちがチャン・ツィイーをこの世に送り返してくれる。
・ある種のおっさんたちをすごくいとわしく描写していて、それもあって昔の「オヤジ、いいかげんにしてくれ!」映画の数々を思い出してしまいました。
・信じるときはただ信じるのよ、それがいけないの? という言葉が印象に残りました。
映画/三行コメント/「The Crossing -ザ・クロッシング- PartI 太平輪 乱世浮生」のことを語る
・これなんでこんなに日本公開遅れたんだろう。おもしろいよ? んんん?
・これ以上に驚くことは今後数十年、ないのではないかというくらい、驚いた箇所がある。
・演技する風、心を持つカモメ、優しく降る雨と大満足。だがエンドクレジットの前に後編の予告が入り、それでわりと「ここまでは一体なんだったのだ」という気持ちになってしまう。エンドクレジットの途中で音楽切れるし、ラストの数分だけ突然観客に対してハードモードになってしまいました。
映画/三行コメント/神と共にのことを語る
「神と共に 第一章 罪と罰」
・柱になるミステリが三つ……四つ? 三つでいいか、あるいは二つで。それらの行ったり来たりとアップダウンがスムーズでだまされている感じや先送りされる感じが全然ない。
・観客をまっさらな、ただただ楽しませるべき相手として想定していて、映画を見ていて時々ある、「今映画に慰められているな」という感じの巨大なのがやってきて、「ふわっっ」とか思っているうちに終わってしまう。
・ハ・ジョンウ、もはや天使の風格。
映画/三行コメント/アメリカン・アニマルズのことを語る
原題も "American Animals"。見てきました!
・予告から受ける感じの数億倍おもしろいです。一も二もなくおすすめです!
・「お話」になんかしないぞ、「事実」に肉薄してやるという映画からの強烈な意志が感じられる。
・「暴力をふるった、一線越えた、もどれない」っていうだけなんだけど、不思議と冷たくない。
映画/三行コメント/アナと世界の終わりのことを語る
原題も"Anna and the Apocalypse"。見てきました!
・言えないことは歌うスタイルで、若者(時には若者でない人も)のみなさんが歌で心情を吐露している間はゾンビーズ(感染&のろのろタイプ)は「待て」の姿勢です。
・貴様も歌うのか。内面ないと思ってたからびっくりしたよ。
・日本のポスターでは「負け組高校生」となっていたけど別にそうじゃなくて勝ちも負けもなくただただみんな「うっ」ってなってるところ、二つの三角関係のひねりぐあい、バイト先からの脱出方法、「俺のことはいいから行ってくれ!」の顛末、やはり柄の長い武器を手に入れるのが大事なのだな、ということはあの長澤まさみはハードだったのだな、などなど楽しいポイントがたくさんありますが、まあまあたくさんいる登場人物みんなに見せ場があるのにすごろくっぽさとかゲームっぽさがなくてスムーズでよかったですよ。
新宿武蔵野館で飴もらったよ!

映画/イップ・マンのことを語る
映画/三行コメント/アベンジャーズのことを語る
「アベンジャーズ / エンドゲーム」
・今読んでいる、「明治時代に娯楽小説を書くことに献身した無名作家のみなさんが転んでも転んでも立ち上がってまた転ぶ、転ぶがしかし、彼らがひねり出した何かの上に今、あれやこれやがあるのだ」という感じの本と、お話を推進するエンジンのようなものが同型なので、帰りにアベンジャーズのことを考えているのかその本について考えているのかわからなくなりました。
・それとは別に、トニーやキャプテンたちの「後悔」がお話を動かしているのが最後まで響いていて、そのことが映画から剝ぎとれない清潔さにつながっていると思いました…[全文を見る]
映画/三行コメント/キャプテン・マーベルのことを語る
・猫ちゃん(抒情)……猫ちゃん(癒やし)……ねこちゃ……ねこ、ねこっ !? んんんんのーーーーーー! ねこちゃん……! ねこちゃん……ねこ……うんうん、そうだねそうだね。
・キャロル(ブリー・ラーソン)、マリア(ラシャーナ・リンチ)、ローソン博士(アネット・ベニング)のトリオがよかった。この三人だけで二時間見たいくらい。
・ヒーロー誕生シーン、かっこよかった!
アベンジャーズの新作にぎりぎり間に合いました〜。

映画/三行コメント/ねじれた家のことを語る
・アガサ・クリスティーのなかでも人気の高い「ねじれた家」。読んだはずなのにまったく記憶にない。ちょうど映画公開だしと再読してみたところ、主人公たちのことは「ああ、そうだった、この人達、好きだ」と思い出したものの、ある人物についてまったく記憶がなく、「あれ? 本筋に関係のない人なのかな、それにしては……」と読み進めたらなんとその人が犯人だったという奇跡で幕を開けた私の「ねじれた家」ワールド、きりっとした幕切れでよかった!
・原作で「あそこ、どうするんだろうなあ」と思ったところはかなりばっさりと映像的に解決していて、潔かった。
・見ながら「これ、いつのどこなんだろう」ってなったり、「この家、2019 年間取りがわからない大賞」ってなったり、今映画化する上でぎりぎりの工夫の結果が異次元感につながっていておもしろかった。
映画/三行コメント/魂のゆくえのことを語る
・ハンマースホイ好きの人にはたまらない映像。
・のぞき見をしていることをわりと常に常に意識させられる。
・「あなた疲れているのよ」と、実際言われる主人公でしたが、こういうところに到達してしまうと「あなた疲れているのよ」ではもう後戻りが効かないのだなあ、どうすんのかなあ、どうなるのかなあ、どこでどうなるのかなあ、ああ、ああ〜ああ〜〜〜ああ〜〜〜〜あ!??????
ポール・シュナイダーとイーサン・ホークの新作よ。
喪とキュアについてのお話。
(ちょっとお試し。こんな感じ?)
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>> id:a-cup-of-snow
「エンド・オブ・ザ・ワールド」ですわ!!
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
『イップ・マン外伝 マスターZ』(『葉問外傳 張天志 Master Z: Ip Man Legacy』2018 ユエン・ウーピン)
・いろんな種類の組み手(?)が見られてとにかく最初から最後まで豪華。

・マックス・チャン、きれい。せっかくだから長い裾でひらひら〜くるくる〜も見たかったけど、それは冒頭の「上着の裾が邪魔だったな」で「なし」と宣言されておりましたし、どちらかというと衣服がどんどん切られていく方向で、一貫しておりましたので。
・屋上が出てくると「あ、今、香港映画を見ているな」という気持ちになるけれど、今回のは理想と希望と夢がぐちゃぐちゃになった結果、なぜか抜群の居住性。そこでの二人のアクション、きれいだった〜。
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ジョン! ウー!
金城武と長澤まさみそしてチャン・ツィイーという豪華メンバーにもかかわらず日本公開されていなかったThe Crossing(原題)」2部作が今年 6 月 7 日、やっとこさ日本公開だって。長かった〜。よかった〜。
https://eiga.com/news/20190313/1/
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
リグレッション("Regression" 2015 アレハンドロ・アメナーバル)
・児童虐待の疑いで捕まった男が、罪は認めるが記憶がないと答えるところから始まって、担当刑事のブルース(イーサン・ホーク)が追い込まれて容疑者の行動をトレースするような態度を取ってしまい、それを自覚するところから話は急展開。ブルースはしぶとかった。
・雨が降っていて、舗道が全然乾かない。屋内は暗く、灯りが隅まで届かない。催眠療法用のメトロノームの音が不快さをあおる。悪魔崇拝の話にふさわしい舞台立てで、観ていてこっちも暗示にかかってしまいそうになるが、頭のすみ…[全文を見る]
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
『運び屋』("The Mule" 2018 クリント・イーストウッド)
・今、パンフを見てもアール(クリント・イーストウッド)が小さく見える。不思議!
・ひょいっとしたところで話が早くて、そことでびっくりしつつ、どこかほっとする。いろんなところで観ている側の気が楽になるような工夫があるんだろうと思う。
・捜査側にも麻薬カルテル側にもそしてアールの側にもちょっとした許しがあって、それが「かわった映画だなあ」という印象につながっていると思う。対立軸なんていうものがない、かといってシニカルでもない、悲しさも暖かさも淡々とおかれていく物語方がとてもよかった。
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
『ビール・ストリートの恋人たち』("If Beale Street Could Talk" 2018 バリー・ジェンキンス)
・"If Beale Street Could Talk" という原題。口の中でこの言葉をころがしてみて、「それでも裁判所は黙殺するのでは」という気すらする今と考えると、この邦題にたどりついた理路が想像できる。
・愛し合う人たちが好きなんだ、愛し合う人たちを支えたいんだよというような台詞が出てくる。気は弱そうだけど優しさが分厚い大家さんや、レイシストコップに決然と立ち向かうお店のマダム、苦痛に顔をゆがめるティッシュの背中をあわててさすってくれる上司、それに何と言ってもティッシュの家族。自由がないようでいて、本質的に自由な人々。
・ティッシュの家族は私がこどもの頃何度も想像した理想の家族によく似てた。そしてああいう家族は結構ある。
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
『女王陛下のお気に入り』("The Favourite" 2018 ヨルゴス・ランティモス)
・ずっとなにか、雑音を偽装したような変な音が鳴っていたし、基本的に音楽がへんてこりんで、そこで披露されるへんてこりんな踊りが目に焼き付いて離れない。
・異様なことが起こっていても何のためらいもなくどんどこ前に進んでいくこの、「ルールのわからないスポーツを途中から見せられている感じ」がおもしろかった。
・女王、アビゲイル、サラはもちろん、台詞のない登場人物たちも大充実。おもしろかった!
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