仕事の帰りに台風用に何か買って行こうかとメールしたところ
「コロッケでも買って来て」
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母のことを語る
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母都合での旅行のキャンセルを気にして「◯◯(甥っ子のいる街)に行って、どこか見て回って泊まって、翌日、お母さんは用事を済ませるから、あなたはあなたでどこか見て回るのはどう?」と、気持ちはわかるけど私に何のメリットもない旅行を持ちかける。内容も曖昧だし。
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昨日、実家に寄ったら
「まずい栗ごはんがあるわよ。」
栗ごはんがまずいなんてあり得ないでしょと思ったら、スーパーで買った栗のせいだという。食べてみたけど、ごく当たり前の栗ごはんの味がする。おいしいよと言うと
母「もちもちしていないんだもの。」
私「だって、栗おこわじゃないんだし。」
母「あ!」
栗おこわ気分で栗ごはんを食べたらしい。おいしいよと言って、二膳いただいて帰ってきたけど、たぶん本当の敗因は取りきれてない渋皮だと思うんだ。
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玉山鉄二を観て
「あぁ、『ハッスン』に出る人ね。」
惜しい。
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もう出かけるだけの準備を終えて、荷物一式を前に、昨夜はよく眠れなかったという母。あれこれ聞いてみると「昨日クレイマー気質のご近所さん宅のポストに工事のお知らせを届けてきた」という。
そういう方は知らせたら知らせたで気に障り、知らせなきゃそれはそれで気に障るんだから、こちらが礼儀は尽くしたと思ったら、それでいいよ、何か言われても仕方ないよと慰めて送り出そうとしたところ
母「そういうことだから、文句言いに見えたら、うまく対応してね。じゃ、いってきまーす。」
今日のお留守番クレーム対応込なの?聞いてないよ…。
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明日は9時に実家に出勤、ライブの前に美容院には行くとして、展覧会は後日に回して、さて実家で何してようかな。読書でもするかな。
って思っていたら
母「冷蔵庫に、ジャコも買ってあるからね。」
私「ゴーヤの佃煮用の?」
母「そう。」
読書は後日に回して、ゴーヤを佃煮るか。
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仕事の後実家に寄ったら、門扉が開いていて、庭には香ばしい秋刀魚の香りが漂い、たいへんウエルカムな雰囲気。食卓には丸々した秋刀魚に大量の大根おろしと1/4カットの豪勢なレモン。さらには
「冷蔵庫においしいあんぱんとかシベリアとかあるからね。」
そうだ。明日お留守番を引き受けたんだった。でも、ちょこちょこ様子を見に来ればいいっていう話だったよね。
私「何時にくればいいの?」
母「9時。」
まじか。
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「キャサリン、またおめでたね!」
呼び捨てか!
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お出かけ前に実家に寄ったら「雨樋の中で育ったゴーヤを取ってちょうだい。」
このおめかしがお目に留まりませんでしたでしょうか。
ベランダ柵を乗り越えてサンルームの屋根に乗って、屋根と雨樋に箒かけ、雨樋にはまったゴーヤをスコップで刻み、泥などと共に掻きだして本日のお勤めは終了です。
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軍師官兵衛で荒木村重に泣かされる。思い出しても涙が出るという。
一方、「生田斗真」とさらっと言う。高山右近は出て来ないのに。
ずっと出ている黒田の家臣団は「背の小さい人とそれ以外」で役名も本名も覚えていないのに。
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ガリガリ君だらけ。
先生に薦められたからだと言うが、実際は「アイスの乳脂肪分はばかにできない」と言われたのを超訳したようだ。


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母「Tシャツも当たるのよ。」
娘たち「?」
母「あたりって書いてあったら、Tシャツも当たるの。」
娘たち「(あぁ、ガリガリ君のことか)」
母「だから、バー、ちゃんと見て、当たりだったら捨てないでね。」
娘たち「(いや、その前に、食べないから…。)」
母にTシャツが当たりますように(-人-)
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昨日はクロスワードに打ち込んでいたという。
母「で、『サザンの“風に戸惑う弱気な僕”』とか書いてあっても、お母さん、わからないでしょ?」
娘「うんうん。」
母「そういう時はパソコンを開いて「サザン 風に戸惑う弱気な僕」…」
娘「検索したの?!」
母「そう!答えは『ツナミ』でした。」
役立ててるなぁ…。パソコンもらって本当によかった、ありがとうと伝えてだって、妹よ。
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母「デザートにアイスがあるのよ。ほら、スパゲティ…じゃなくて…。」
娘「ナポリタン?」
母「そうそう!ナポリタンとコーンポタージュ!」
娘「私、食べないよ。」
母「え!!一人一つと思って。(計四つ)」
娘「食べないよ。」
母←衝撃で言葉もない
食べるのが親孝行でしょうか…。
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実家を訪ねたら、明るい窓辺に向かって畳の上で丸くなっていた。見れば床に広げたクロスワード雑誌に打ち込んでいる様子。と、突然
「老婆心って“必要以上の親切心”なんだって!」
ふんふん、老婆心ながら…とか言ったりするもんねぇと相づちを打つのも聞こえないようで
「…よかれと思って言っているのに。…役に立つことだってあるんじゃない?ねぇ。」とぶつぶつ文句を言っていた。
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私「今日は奈良くるみとセリーナだよ。」
母「セリーナが妹だっけ。お姉さんは、なんだっけ?えー、エリザベス…。」
私「ちが…、ビーナス…。」
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私「あのビール買って来たよ!TVでやってたやつ。」
母「?」
私「ほら、第三のビールっていって好評で、追徴課税で…」
母「あぁ!100億とか取られるっていうビールね!飲む、飲む!」
というわけで、今日も売れている極ZEROでした。
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実家の冷蔵庫に消費期限切れのヨーグルトを発見。母に早く食べた方がいいよと言うと
母「いらない。だって消費期限切れているんでしょ?」
確かに。私が間違ったことを言いました。
母「あげる。食べていいわよ。」
…え?
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「菩提樹、芽が出たわよ!」
と、母が言うので庭に出てみたら、小さな鉢にすっくと芽が出ていた。二つ種を植えてあって、一つだけ出ている。とりあえず出ている方はもっと大きい鉢に移そうということにはなった。なったけれども。
私「菩提樹、庭で育っちゃったらどうするの?」
母「お母さん、悟りを開くから。」
そうかー。でも、その種、菩提樹じゃないような気がする。
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母、ジェレミー・ブレット版だけじゃなく、若い方も録画して観ていることが判明。以前勧めた時は「変なの!頭が痛くなる!」って言っていたのに…と思ったら。
母「ホームズはね、普通の方(ジェレミー・ブレット)が好き。ワトソンもね、普通の方が好き。」
私(まぁ、そうだろうなぁ。)
母「だって、変な顔してるもの。どこもかしこもとんがってて!」
私「奥目だしね。」
母「そうそう!」
あまりにベネディクトさんが気の毒だったので、今世界一セクシーな俳優だって言われていると教えたら
母「んまっ!(若干憤慨している)」
怒らなくても。
/母