「もうすっかりお酒弱くなっちゃってさぁー、ビールなんて350ミリ缶ひとつでもうたくさんって感じ!
あ、でも日本酒なら2合くらい平気かも」
この母にしてこの娘ありです
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母のことを語る
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宗教哲学心理学関連の本を読んでいると
「また頭でっかちになりそーな本読んで・・・」と言われるので、
ブックカバーをかけてコソコソ読む癖がついてしまった
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ネプチューンのたいぞうさんが大好きらしい
「普段は暗くて無口なんだって。そういう芸人さん、いいよね」
そのギャップ萌えはしっかり遺伝してますよ・・・
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子どもの頃、家のこととか学校の人間関係とかいろいろあって、つらいとき
「途方もない楽しいことを空想・・・いや、妄想して乗り越えてきたよ」と言う
赤毛のアンみたいな人だ
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ワタシが高校の時、はじめて作った同人誌を大事に保存してる
幼稚園のころのおかあさんの似顔絵や
小学校のころの工作と同じ感覚なのだと思う
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すごい発見をした風に
「オバマさんって、おまえと同じペンの持ち方だね!」
・・・左利きは大体あんな持ち方じゃない?
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かつて(今もたまーに)キッチンドリンカーだった
ある日、昼どきに友人を連れて来て台所に入ったら
片手に菜箸、片手にコップ、ポン酒を口に含みながら振り返る母
母「これ料理酒だから!隠し味隠し味!」
ワタシ「隠してねぇぇぇぇ!」
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第一印象は「サバサバして男まさり」
と言われるけど、よく付き合ってみるとそうでもない
というところが似ていると思う
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母の好きなところ、見習いたいところ
・悪かったと思ったら、すぐ謝るところ。相手が目下でも子どもでも。
・自分は宗教嫌いを公言してるけど、ワタシが何を信じても自由、というはっきりした不干渉の線引きをしているところ
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就職したころ、母が夕方「迎え行くから外でご飯食べない?」と涙声で電話してきた
いつも以上に姑(=祖母)ともめて、とても家で食事する状況ではないらしい
会社近くのサイゼリヤでフォカッチャ食べながら愚痴をきいた
母の育ちに対して、差別的な罵声を言われたことが「悔しい悔しい」とボロボロ泣いていた
子どもの頃は母が怒ったり不機嫌だっただけでオロオロしてしまったけれど
その時、涙を見ても冷静に話を聴けている自分に驚いた
陽気な母が今まで子どもに見せまいと頑張っていた本心を見せてくれたことに
対等な大人として認められた、頼られているのだ、という誇らしさが湧いた
「母は丸くなった、ワタシは(少し)成長した」と思った小さな事件でした
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そういえば
いつもバックで駐車することを「ケツから入れる」と言うので
父に「はしたない」と怒られていた
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子どもについて不安なことを電話で相談に乗ってもらった
元気が出た
ありがとう先輩
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「私が死んだら、遺灰は鯨波(日本海。思い出の場所らしい)
に撒いてちょうだい」
・・・よっぽどうちの墓に入りたくないんですね
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「雰囲気は榊原郁恵っぽいよね」
「えー、ワタシのほうが落ち着いてるよー!」
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「サザンの原さんに似てるよね」
「えー、ワタシのほうがずっとキレイよー♪」
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新潟市内のディスコで旧ソ連兵と踊ってたとか
泥酔して豪雪の中を彼(=父)におぶわれて帰ってきたとか
若き日のやんちゃっぷりを楽しそうに話してくれる
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ついこの間まで、ワタシに負けず劣らずマイペースであることに気づいていなかった
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もう「嫁」やめた!って言っても誰も責めないから
ときどき息抜きしてね
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後ろ姿でナンパされ
前に回って「チッ」と舌打ちされ
それはそれはもう、大変にお怒りでした
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父ほどネタがないことに気づく
/母