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すこし前に、「サイゼリアで本格イタリア料理店のフルコースを再現したら、どうなるのか」を検証してみた。以下が、様々なサイトやYouTubeを研究して、ぼくが試した史上最強の超豪遊フルコースメニューである。

《サイゼリア最強のコースメニュー》※青豆の温サラダは300円ではなく、200円だったので訂正しました。
・アンティパスト(前菜):柔らか青豆の温サラダ200円+タマネギのズッパ300円+粉チーズ100円
・プリモピアット(第一の皿):スープボンゴレスパゲッティ500円
・セコンドピアット(第二の皿):ラム肉と野菜のグリル870円
・ドルチェ(デザート):プリントティ…[全文を見る]

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月明かりの下、近くにある川沿いの道を一周走ってきた。風が吹いていて、波が立っていて、月の光を反射していた。そこには思わず息を飲むほど美しい黒と銀色の風景が待っていた。
そう言えば、今年亡くなったぼくの祖母の名前はこんな景色からつけられた名前だったなと思い出した。妹の話では小さな頃に祖母は母親と一緒に月を見るのが好きで、ぼくにも今日は満月だよとよく話しかけてきたのだった。
100年以上前、ここには今よりも、ずっと長く深い川の流れがあった。明治に生まれた祖母の父と母はぼくが見た以上に、何か途方もなく、美しく愛に満ちた景色をそこで見ていた…[全文を見る]

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メソポタミア文明の中でも、最古かつ謎なシュメール文明が生まれたユーフラテス川とチギリス川の合流地点には「アフワール」という大湿原があるらしい。で、ここは古代から現代まで、戦争に負けた人や政治犯、マイノリティな人々が逃げ込む避難所になっていたらしい。ものすごく高い葦が生い茂り、自然の複雑な水路が張り巡らされたアフワールには歴代の政権も手出しできなかったらしい。地図に記されている川を詳細に見ていると、おそらく戦国時代まで日本の平野と呼ばれる場所にはよく氾濫する蛇行した川と広大な洲のような地域が広がっていたんだろうなと思う。人の語る…[全文を見る]

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ロシアのウクライナ侵攻が始まって2年。ぼくはこの間、どちらにも加担しない立場を取ってきたけど、もしこの戦争について甥っ子に教えるのであれば、次のように語るだろう。
そもそもこの戦争はロシア系住民が多いドネツクやルンガス地方でのウクライナからの独立と分離を主張する過激な人たちとウクライナ政府側の人との衝突が問題だった。詳しくはよく分からないけど、両方ともに数千人の死者が出るくらいの紛争だったんだ。たぶんロシアは独立と分離を望む武装勢力を応援し、ウクライナ政府側は欧米が支援していたんだと思うよ。
で、「この問題は平和的に解決しようね」…[全文を見る]

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祖母が亡くなってから49日経った。自分にできることは祖母の魂が迷わないように他界している祖父や兄弟や両親が迎えにきて、平安でありますようにと祈ることだけだった。ぼくは独立してから生き延びることに精一杯で家族に優しくできなかったことを後悔してて、約1ヶ月半何もできないくらい落ち込んでいた。
人類はどう始まって、どこへ行くのか?この世界とか宇宙って何だ?なぜ人は生きるのか?と普段からそんなことをよく考えているのですが、考えることが職業なので廃人なっていました。ただ今日たまたまMUSEが好きな大学生と話をしていて、鉄拳が描いたMVを一緒に観ていたら、「Let’s start it again」と歌っていて、「宇宙もその一部である生命も無限の繰り返しなのだ」と思うところがあり、生き返りました。ぼくはこれから悔いがないように、一歩ずつ自分を大丈夫なようにしていくのだと思いました。

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(承前)と、こんなことをふと思ったのは、祖母の死と前後して、オフィスで飼っていたエアープランツの2株目が死んだからでした。水も土も必要としないエアープランツは、枯れるというより、死ぬのがよく分かる動物みたいな植物です。ある日まで葉緑体を持った細胞が生きているんですが、死ぬと茶色くなって、何をやっても戻らないことが分かるのです。生命とは何か?と色々考えさせられます。

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解剖学者の養老孟司さんが「死とは、家族と医者と社会の約束事である。だって脳が死んでも臓器や細胞は生きてるわけでしょ」と話していて、なるほどと思った。ただ、体温が下がり瞳孔が開く、心肺が停止して臓器や筋肉等に酸素を供給できなければ、人体を構成する細胞はいずれ死ぬわけで、「脳死=死か?」という問題提起をしてるんだろうなと思った。ちなみに、臓器移植をした患者さんには、提供者の記憶が見えるということがよくあって、意識とか生命ってなんだろうなと思う。

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2日連続の「寝ずの番」とお葬式が終了しました。「寝ずの番」は人生初だったんですが、魂が抜けた体に「魔」が入らないようにするためのものなんだと身をもって体感しました。あと、哲学や応用物理学の延長線上で宇宙の森羅万象について理解しようとしている自分の思う仏教と、アミニズムや天台密教を経て故人が浄土へ行くことを念ずる真言宗は、同じ仏教でも随分と違うなと思いました。とにかく年末から気を張り詰めて、1週間過ごしてきたので、とりあえず寝ます。おやすみなさい。

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今夜は、祖母のそばで寝ることに。朝2時に病院へ向かったので、疲れた。別棟をリノベーションして独立するまでの3年間、ぼくは田舎の広い大広間で寝起きしていたので、久しぶりだ。一緒にいつつ優しくできなかったので、最期の日だけは見守る。

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今朝、祖母が空へと帰っていきました。7年前に何もかもをなくして帰郷した自分と、一度離婚して戻ってきた妹を、「みんなでいたら騒がしくていい」と温かく迎え入れてくれたのが、祖母でした。でも、そうした祖母の優しさに、ぼくはずっと気づくことができないでいました。家族でいる時間は一瞬であると、この数週間のうちに学びました。3ヶ月もの間、入院してたおばあちゃん。必ずつれて帰ってくると約束してたわが家に、やっと戻ってこれたね。帰省していた妹と甥っ子の笑い声が響くぼくらの家に帰ってこられて、よかった。空で迷わないように天にいる祖父や両親に会わせるまでが、残された自分たちの仕事。もうひと頑張りします。

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NHKプラスで見ました!演奏シーン、素晴らしくて繰り返して見てしまいました。目元がランちゃん似なのもオバハン胸熱ポイントでした。

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他人からタバコとアルコールはどちらが身体に悪いのかと訊かれて調べたら、世界人口80億人の3.5%に当たる約2.8億人が日常生活に支障をきたすアルコール依存症で年間300万人が亡くなっているのであった。またタバコは世界人口の22.3 %に当たる17.8億人が喫煙していて毎年700万人が亡くなっているのでした。
一方で、世界で精神疾患を患う人は2018年時点でのWHOの調べで4.33億人(5.4%)と急増しており、アルコールやタバコは精神的な苦痛を和らげるものではないかという疑問が同時に湧いた。いずれにせよ、ぼくはものごとは何かを悪と決めつけて、なくすと別の問題が起こると思う派です。たった数匹のオオカミが森を甦らせたり(鹿を食べるので芽が生える)、雀を全滅させると人が飢える(害虫が大発生する)ということが実際にあったのです。

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(承前)念願叶って、逢えることになりました!恋愛って、本当に命がけだなって思いました。精一杯、彼女が楽しい時間を過ごせるように、自分も後の人生で後悔しないように、あと1ヶ月後に死んでもいいように、全力で人生を生きたいと思います。

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破れかぶれで、2年間、想い続けてきた人に「会いたい」と言ってしまった。劇的な出会いからすぐにデートを約束するも、オミクロンの激増で接触ができず(彼女は医療従事者なのだ)、そのまま地球の裏側に留学してしまい、1日だけ引っ越しの時に再会して、彼女は遠くへ行ってしまったのだった。もう待てないし、こんなに大切に想える人はそうそう現れないし、ぼくの人生は彼女からの答えなしに一歩も前に進まないのだった。

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ふと気になって、ユーラシア大陸で主食がお米と小麦が変わる境界線ってどこだろうと思って調べたら、インドは北部が小麦で、南部が米が主食だった。で、パキスタンが両方を主食としていて、アフガニスタン以西の国の主食が小麦に変わるんだなと知った。スペインにもお米を使った料理があるけれど、パエリアにパンがついてたりするので、小麦の国なのだそうだ。ぼくはこの境界線が変わるところをちょっと見てみたいなと思う。特に肉食を多くしない土地で食べてるナンが「どれくらい重いものなのか」に興味がある。ネパール料理店のチーズバターナンとかは本当に丸一日何も食べなくてもいいくらいヘビーな食べものなのです。

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シーチキンが一つあったので、ツナおにぎりを作って、山道を散歩した。知らない間に桜の蕾が大きくなっていた。気持ちのよい風が木々を揺らす。見晴らしのよい場所に出ると、ぼくは太陽の光を浴びた。風が曲がった木の枝や葉を震わせるのを眺めて、色んなことを思った。ぼくが色んなことを考えている間に、地球は太陽の周りを一周して、また春がやって来て、木々は芽を出して、葉を繁らせるのだった。彼らは命があるかぎり何度も葉を落として、冬を越えて、太陽の光を浴びようと、枝々を伸ばすのだ。そして、ぼくにも同じような命が宿っているんだなと思った。であれば、ぼくは、このままでいい。そして同じように傷ついているだろう人にも、そのままでいいと言ってあげたかった。生命があるかぎり、ぼくらは伸びつづける存在なのだ。こんな気持ちを忘れずにいたいと、ぼくは山道を降りてきた。今週はとても多くのことを学んだ一週間でした。

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どこまでも続く荒野に、彼女の顔にみるみる恐怖の色が現れる。あるいは、ぼくが見てる景色とは彼女の心象だったのかもしれない。これは現実じゃない、心の反映だよとぼくは彼女の手を取って歩き出した。安全とか安心とは、誰かが与えてくれるものではなく、つくるものなんだ。想ったように世界や現象は現れるし、世界や現象とはぼくらの心の反映なんだ、と言った瞬間に、ぼくは何も変わらない元の日常に戻っていた。ぼくが使わないと決めていた全てを忘れるボタンを、彼女が押したのだ。こうして壮大なマッチング会は勝者のないまま、終わったのだった。ものすごく疲れたので、とりあえず今日は寝よう。陽はまた昇るのだ。

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マッチング会が終了した。かなりWBC的な展開で、数十名の参加者の中で、ぼくら1組だけがカップル成立となった。試合が終わると、よく分からないまま、ぼくらはバスに乗せられて、何もない荒野のバス停で降ろされてしまった。相手はとても素敵な女性だけれど、ぼくらはまだ1ミリも好きだという気持ちを持っていない。どうする?とお互いに顔を見合わせて昨日が終わった。ポケットには全てを忘れてスタートに戻るボタンも入っている。でも、それを使わないで彼女を安全なところまで連れていくのが、ぼくがすべきことだと思った。それだけを頑張る。辺り一帯に広がってる荒野は、たぶんぼくの心が投影されたものなのだ。

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マッチング会の課題本が切実で身に染みる。そもそも会へ参加しようと思ったのは、1年近く地球の裏側にいる人を想い続けていたんだけど、帰国後、心ない言葉をぶつけられるようになって、心が折れてしまったからだった。しかし婚活はもっと過酷だと気づいた。ぼくの人生の課題はこれから先、どんな状況に追い込まれても、絶対に死なないと腹を括ることだと思った。会社員の時には将来に絶望しかなかった。でも独立したら、さらに厳しい世界が待っていた。でも、人生は何とかなるし、何とかするしかない。そういう現実を受け容れて、自分を成長させる機会が急に降ってきたのでした。

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15〜20年ぶりに古典や海外小説ではなく、大衆的な日本の現代文学を読んでいるんだけれども、なかなか入っていけない。ぼくは仕事の一部として、文章を書いたり、人の原稿を校正しているので、いちいち、この文はこう書いたほうがいいんじゃないか。この登場人物の語りであれば、この説明は要らないと文句をつけたくなるので、なかなか読み進められない(頭が仕事モードなのだ)。ただ、ぼくが申し込んでしまったマッチング会は、この本を読んだ感想を述べて、お互いについて知ることになっているので、明日までに読む必要があるのだ。ぼくは長くとも谷崎潤一郎の『細雪』のほうがまだ真剣に読める気がする。と、文句を言ってても、しょうがないので、頑張って、読破を目指そう。何かしらこの本には縁がありそうだから。