去年、原作者が亡くなられた時に、話題となったテレビで1度だけ放送されたスペシャルアニメ『雲のように風のように』をDVDで観た。架空の中国の皇帝の妃となる試験を受けに行く田舎の女の子の話なんだけれど、『ととろ』や『魔女の宅急便』のキャラクターデザインをされている方をはじめジブリスタッフが多く関わっていることやストーリーが優れているところから伝説のアニメ作品となっていたのだった。子供の頃に録画してあったビデオを観て、約35年探し続けるくらい衝撃的な内容だったのですが、おっさんになった今観ると実に上手くまとめられた作品になっていた。しかし、子どもの頃の想像力って凄まじい。ぼくはわずかなシーンや情景の記憶から、無常感しかない全く別な物語を延々と思い描いていたのだった。サブスクでは観れないけれど、とにかく語り継がれる名作だよなと思った。
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映画/今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』
・前後編一気に観ました。定年前に退職して犯罪被害者と加害者の子どもの里親になる室井さん。組織を変えることには終わりがないので、警察官僚として出来なかったケアに専念するのは良い。特に加害者の娘として生まれた子どもを支え、親の因果を断ち切る役割を引き受けるのは立派。
・猟奇殺人の犯人に信者が付くのも暇空やN国を見てたら絵空事ではない。残念なのはビジネス専門と人権派の悪いミックスで刑事弁護人を描いたり、子どもを引き取りたい父親が生活保護をアテにする台詞。改心しない親を見抜けない児童相談所。室井さんの丁寧な描写に比べて粗すぎる。
・結末は驚いたけど青島や踊るシリーズに回帰するにはこれしかなかったのかな。警察官僚にまでなった人が出世しきれず独身。しかし別の役割に出会って納得して生きている、そんな男性学的なジェンダー面でも評価出来た作品。
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フィンランド映画『コンパートメントNo.6(邦題)』(2021)を観た。
実は封切り時に観たから2回目。
勝手な私見。フィンランド映画や歌謡曲は韓国のそれとよく似ている。フィンランド人の友達も理解してくれた。
スカンディナヴィア諸国はクールだがフィンランドは気持ちが熱い。
大人の中学生のような純愛映画だと思う。
泣けてしょうがなかった。
何も考えず駆け引きなんて全くなくて相手のことだけを思いやれるって素晴らしいなぁと思う映画。
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教えて頂いた映画『ファイティング・ダディ』を観た。
舞台がノルウェーの田舎だから雪ばっかりで除雪車やら日常的な風景だ。
犯罪が問題になっているから裏側はこうなのかと思って観ていた。最後が印象深い。
良い映画を紹介頂いた。ありがとうございました🤗
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(承前)あ、いつもの通り、どうでもいいことを書いてしまったんですが、この『ラブアクチュアリー』の4Kリマスター版が映画館でクリスマス前まで上映されていて、かなり観たいのだった。本気でグラスゴーが誰だかを確かめるために観に行こうか迷っていたのだった。
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クリスマスの時期になると、ロンドンのラジオ局ではやたらと映画『ラブアクチュアリー』の劇中曲「Glasgow Love Theme」がかかって年末だなと思う。ぼくは人生の中でこの曲を500回くらい聴かされてる気がするんですが(12月以外も1日1回そのラジオ局ではかかるのだ)、グラスゴーが誰なのか2回観たけど覚えていない。ちなみに、自分の好きなラブコメ映画って何なんだろう?って考えたら、『ノッティングヒルの恋人』と『アバウトタイム』とこの映画が浮かんだ。調べてみると、全てリチャード・カーティスという人の脚本や監督作品で、すごいなと思った(『フォーウェディング』も『ブリジット・ジョーンズの日記』もこの人の作品だ)。
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今日も電力代は高値だし、曇って憂鬱なので図書館のホームページから借りることの出来る映画を借りて観てみた。
“The Good Driver”(2023年フィンランド)。
ブルガリアが舞台。
全く派手でもセンセーショナルでもない、こういうことってどこにでもある話だろうと思うが、それをよく描いていてずっしり心に残る。
こういう映画が好きだ。
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「海の沈黙」
予告で気になって観てきた。久しぶりに大人の映画を観たなぁという感想。
ザ・本木雅弘劇場というべきか・・・いや他の出演者もとても良かったんだけど。
天才肌の画家で苦悩に満ちていて病持ちでセクシーで・・・そりゃおなごにもてるわい。
美術館の館長は見る目があったようなのに何故気づかなかったのだろうか・・・
間接的にだけど、主人公の行動で2人亡くなっているんだよね。
女性の後ろから指を触るのエッロ・・・どきどきしました。
絵への向き合い方と女性に対しての向き合い方が極端すぎて風邪ひきそう。
なかなか印象に残る映画でした。もう一回観に行くかも。
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丁度配信を見つけたので今更ながら『ミナリ』を観た。
人生って谷あり谷ありだと思う。
アメリカ映画だから韓国俳優を使っていてもいつも観ている韓国映画やドラマとは違った雰囲気だった。
人生って大変だ。
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「十一人の賊軍」
長岡藩士に「新発田藩の裏切りにより…!」と何度も言われた映画「峠」から約2年、今度はこっちの物語ぢや。
新発田には長岡の河井継之助のように名を残した人はいないのですが、それが功を奏したかもしれません。史実は脇に置いて、エンタメに徹することができますもの。どっかんどっかん爆発するよ♪
話自体は、登場人物のほとんどが死んでしまうという、私の苦手なタイプでした。まあ、幕末でしかも戊辰戦争を扱っているんだから、当たり前ですね。新発田や新潟湊が舞台じゃなければ観に行ってないです(^^;;
新発田市民文化会館での鑑賞会だったので、…[全文を見る]
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来年の新作に備えてキャプテン・アメリカの過去作がリバイバル上映してるので、ディズニープラスでも何回も観たけどあえて行ってきます。
https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-america-bnw/news/20241101_01
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観たのは5月なのですが、ふと思い出して。
「ボブ・マーリー:ONE LOVE」2024.5.25 鑑賞
実在したミュージシャンを扱った映画は、まぁーたくさんできましたね。
私が印象に残っているのは「エルヴィス」です。女の子のキャーキャーした熱気とエルビスの腰が印象に残っている、それはそれはすさまじいエネルギーを感じた。
この映画は正反対で、静かに進んでいき、そんな突飛な出来事があるわけでも無い。
歴史的にすごい事は起こったようだが、センセーショナルにそこをクローズアップした作りでも無い。そこが良かった。
レゲエというあまり聴かないジャンルの曲がとても心地よかったんだ。
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「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
あれ?シビル・ウォーってこんな映画だったっけ?というのが正直な感想。
マーベルだよね、ヒーロー出てなかったっけ?
ジャーナリスト達が戦場を行く、街の様子や兵士の動きをものすごい近くでカメラに収めるんだけど、こんな命がけの仕事が出来る人ってどこかイカレテル・・・。
戦争は常に死が近くにあって、それに耐えようとする緊張感や不安がずっとずーーーと続く。映画だけどずごく緊張したよ・・・
もうほんと、全世界で戦争なんてやめて欲しいと映画を観てつくづく感じた。
ラストの写真も怖かった・・・笑顔が怖い・・・正義って何?
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綾瀬はるか主演の『ルート29』が面白そう。ストリーもそうだけれど、主題歌がビアリーストックなので、もうこの時点でとても詩的な映画だって分かる。邦画は黒澤明や小津安二郎といった古典作品やアニメを除いて、映画館でマトモに観たことがないので、いいチャンスだなと思う。あ、そういえば、映画館では観ていないけれど、『ちひろさん』はネット公開初日に観て、ロケ地巡りをするくらい好きな映画でした。
https://route29-movie.com/
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「室井慎次 敗れざる者」観てきた
そして夜、「踊る大捜査線Movie3」観た。うおおお、これを観てからの方が映画面白く観られると思う。
室井さん、すっかり秋田県人になっていたけどスーツを着ると途端に室井管理官になるのすごい。
そして不穏な人物が不穏な空気を醸しだし、けっこう怖い。なつかしのあの人やあの人が出ていて、歴史を感じる映画であった。後編が楽しみ。
「敗れざる者」の意味が辛い。
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ふと今しているすべての仕事を投げ出して、インディ映画をつくる人になってしまおうかと思った。ぼくはもともとアート系の人なのに、ものすごく堅く、面倒な仕事をしているのだ。とは言え、自分ができて、したいことは、おそらく脚本を書き、演出することだけである。どっちにしろ、ぼくは物語を書いて、世界をつくり出したいのだ。だったら、いま目の前にある仕事こそが、まさにそれなんじゃないか?で、終わったら、丸一日ミニシアターをハシゴして、単館系映画を観るのだ。美味しいスペイン料理も食べるのだ。そうしよう。そうするのだ。
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「アビゲイル」観てきた。
幼い子を狙った誘拐事件かと思いきや、犯罪者たちの運命はいかに!?
という感じの導入だったけど、まあ~大変。
ホラーでスプラッタでえげつない・・・自分は全然平気だったけど、生理的にダメな人はダメかも。
生き残る為にはここまでしなきゃダメなのかってくらい、主人公はさんざんな目に合う。私ならとっくに途中であきらめそう。もういいです~って。
エンドロールの頃はぐったりしてた。帰りに美味しいものでも食べて気分を回復したい映画。
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AmazonPrimeで『ツイスター』が無料公開になっていたので視聴。ちなみに『ツイスター』は、ぼくの好きな映画ベスト3位で、『フォレストガンプ』や『コンタクト』に迫る名画だ(4位以下は気分で変わる)。公開中の『ツイスターズ』とは別作と言えるくらいよい理由は5つある。①まず脚本を原作者のマイケル・クライトンが妻とともに執筆してて、人物描写に深みがある。小さなエピソードやシーンがとてもいい。②監督が数ある名作の撮影監督を経たヤン・デ・ボンであったこと(『スピード』に次ぐ2作目だった)。映像の質感、カットが段違いに美しい。かつ恐らくだけれど、スピル…[全文を見る]
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「もしも徳川家康が総理大臣になったら」見てきました。本当は「ツイスターズ」を見たかったんだけど時間が合わなくて選んだのがこの作品でした。
原作・コミカライズは未読なのであらすじしか知らない状態で見たけど、面白い素材なのに詰め込みすぎで消化不良かな。1年間の出来事を2時間ほどで描くには無理があったか。特に徳川家康の名前を冠してるのにあまり活躍の場がなかったのがなあ。ただ、補完のために原作かコミカライズを読みたいとは思いました。映画では登場してない偉人もいるみたいだし。
それと最初のほうで流れた曲、時代劇のテーマなのはわかったけどタイトルが思い出せなくてもやもや。エンドロールで解決して良かったです。そっちのほうも見直したくなったな。死して屍拾う者なし。
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韓国映画の『ボストン1947』
1936ベルリンオリンピックで 「大日本帝国の」初マラソンメダリストになったソンギジョン選手の、その後の話なんだ
大河ドラマいだてんで印象的だった うつむいて表彰台に立つ姿 観なくては…