現物見ずにリクエストかけて、手に取った当初、分厚さと文字のサイズに少々恐れをなしたのだけれど、読み始めるとすごくおもしろい。著者本人の「顔」が、「改訂増補版の序」や「序文」で見えまくってる。そこがいい。こういう「著者個人ののっぴきならない執筆動機」があってのルポやエッセイはもともと好きだ。
序文だけ読むんでも価値ある気がする。
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いま読んでる本のことを語る
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87分署シリーズ、だいぶ前に何冊か読んでるんだけど、どれ読んだか全然覚えてない。タイトルからも思い出せない。これは読んでないのまちがいないので借りてみた。
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「雑誌編集者はそういう感じじゃないんだ眼鏡かけてるともっといいけど、決してスパッツとかじゃないんだ、いや今彼がスパッツを実際に身につけてるというわけじゃない、でもスパッツ・オーラがあるのは確かだ(大意)」
ストーリーもさることながら、毎回描写と比喩の的確さに爆笑する。マンネリでもいい。
スパッツ・オーラ(笑)
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『3月のライオン』つながりで。
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『チョコレート・アンダーグラウンド』の作者さんの児童書。途中から読んでてつらくなってきて停滞中。三分の二まで読んだけど、正直読みたくなくなってきた。裏表紙に書かれてた紹介文から想像してたのとはまったく違う、過酷な物語。何が一番つらいって、過酷な現実をファンタジーにおきかえる術をどうにか身につけおえた母親や、幼いからまだわからない(ままでも許される)妹とは違って、主人公は自分たちのおかれてるサバイバル状況をファンタジーではなく現実としてしっかり認識していること。第一これ、設定が「供述書」だしね……
まあ供述書取られるはめになるのは逮捕された時だけとは限らないし、逆転あるんだろうとは思うけど。でもやっぱしんどいなあ。
半分読んだ。傑作。今回借りたがいずれ買う。
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これ読んでるといかに自分が「巫女」や「神社」や「神道」の実像に対して無知なのかがわかる。
そもそも虚像ばかりが流通してるんだよなあ。
まあ「実像」イコール「真実」でないのは当たり前として。
禰宜である女性(学習院学部→国学院修士→学習院博士)が書いた本。
岡田精司や義江明子等、(自分的)古代史おなじみの面々も被引用。
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新井白石:『読史余論』
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罪と罰。
お~も~し~ろ~いいいい
いわゆる「いい人」は、「このくらい人物描写が濃厚じゃないと許せない」なんて思わないんだろうな。
さあ語れ、悩め、画策しろ、ロシア人たちよ!
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アクシデントが続いたせいで自分が殺人事件の被告のアリバイ証明できる唯一の人間と知らず、結果として彼に汚名を着せたまま死なせてしまった主人公。事態を理解し、死んでしまった彼の家族の元に告白に向かった主人公はこのあと本当の犯人探しを……だろうな、たぶん。
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悪名高い赤狩りに密告者として関わった(関わらざるをえなかった)、モダンバレエとミュージカルの有名な振り付け家ロビンスの生涯を中心にして、赤狩りがミュージカル業界に与えた影響を描いたもの。著者饒舌につき、著者しだいかも。
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『伽藍が白かったとき』ル・コルビュジエ
攻撃的なまでにポジティヴ。全編アジ演説みたいな。
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(;゚∀゚)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア ←今ここ
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狙ってるわけではないのにPoirot & Mrs. Oliverコンビのものが続いている。超有名どころをはずして読んでるから、もあるのかも。
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かなり久しぶりに手に取ってみた西澤保彦。今のとこSFミステリだけど、なにせこの人の本だから、どこに転がってくか。
未知の生物に寄生された結果、かえって自分の方が「肉体」に対する悪性の病気をももたらす一種の寄生体になってしまうという理不尽な設定。でも全体の状況は『エイリアン・ネイション』に近いのかなー。このあと失われた31年の物語。楽しい。
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正直「限定800部」に釣られたのです。
面白いには面白いのですがまともに読み通すのはかなり辛いので
脳内下品伯爵の助けを借りながらつまみ読みしています。
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下品伯爵の一日見てたら思い出されて引っ張り出してきた。
それにしてもなんで自分はこんな本を買ってあったんだろう。
シャルル・フーリエ『愛の新世界』
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非常に悪趣味なコレクターの開くパーティに招かれたポワロ。著者前書きによると、おそらくポワロとヘイスティングスのこの事件に対する評価はまっぷたつにわかれそうとのこと。さてどっちの評価に賛同となるか。
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タイトル借りしたがどうも当たりっぽい。最初の話読んでから「おおっ」と思い、訳者あとがきちら読みしたら、著者の第一短編集にはティプトリーがファンレターの形で賛辞を送ったそうで。残りも楽しみ。
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と、いうか、これから読む本。
同居人が借りてきて読んで腹筋割れそうなほど笑ってたので。昔この人の『語り手の事情』で途中でぶっとんだことあるんだけど、あのぶっ飛んだ瞬間を全編で持続しているらしい(^_^;)。
とりあえず笑おう。
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出た直後に読むつもりで図書館蔵書チェックして、なかったんでそのままになってたもの。最近もいちどチェックしたらあったんで予約いれて借りた。
自分の抱える「イメージ」「先入観」「偏見」自体・その出所・フィクションとの関連性、に興味がある人の「マンガの場合 入門編」。
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1995~2000年にかけて受刑中の児童性虐待犯を対象としておこなった一対一形式のインタビューを元に、何が彼らを「動かした」のかを読みとろうとするもの。全体は序章+5章からなっており、受刑者のナラティブはそのうちの一章分のみ。著者自身がサバイバーでありそれを相手に明かした上でインタビューを行っている。対話において生じる力関係や影響について、どのように著者が理解し考え、どのような立場(学問的な意味で)をとっているか、分析にあたって利用する方法を述べた、第一、二章がとてもおもしろいし、有意義だった(わたし…[全文を見る]
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ああそういやわたしそもそも小学校のときに草柳大蔵とか読んでたっけ家にあったから、と脈絡なく思い出した。あああの作家、この作家……なんか油断するとカニバットみたいのにうっかりやられる質かもしれない、わたし、もしかして。これからしっかり気をつけよう(笑)。