あと、いわき総合のこのお芝居は、ゲームをモチーフにするという手法のベタさと、その主張のベタさがどちらもある、のがよかった。
どちらかでバランスを取ろうとしていないのが、いっそ潔いな、と。
これ、高校生くらいじゃないと出来ないと思う。
大人がやろうと思ったらどうやったってこねくり回すし「綺麗事」言いたくなくて、斜に構えて見せたりしちゃう。何より、大人になると見えてくるものは確かにあって100パーセント正しい立場などないことを知るし、物の見方は多極的になって、簡単には言えない、と言うこともある。
それを知っちゃったら、ああいう話はできな…[全文を見る]
いわき総合高校演劇部東京公演
『Final Fantasy for XI.III.MMXI』
カーテンコールで、本気で「出てきちゃいなよ!」と思いながら手を叩いたのは久しぶりかも。
すごく良かった。無理やりにでも夫を誘って見にくれば良かった。
彼は絶対に好きだったと思う。
「福島の高校生が原発を取り扱う」という物語が、どうしたって持ってしまう闇や絶望を、とても真摯に取り扱っていて、でもそれを闇や絶望のまま観客に届けたりしない、大事に大事に手渡してくれるような作りになってた。
ゲームを知ってる人にはベタな展開やお約束もたくさん盛り込まれているんだけど、そのベタさ…[全文を見る]
北区つかこうへい劇団解散公演「前進か死か」第二弾「ALL THAT 飛龍伝」も観に行きたいな。
つかまだチケット取れるのかな?
飛龍伝90は銀座セゾン劇場のジーンズシートで見たなあ、筧利夫さんがはっちゃけてて、しみじみ。
ひげ太夫の崑崙クジャク(6/21~26・王子笑劇場)か
双数姉妹のサヨナラ(7/7~14・赤坂RED/THEATER)か
観に行きたいな。特に双数は20周年見れなかったし、明星さん出るし。
9月のチェルフィッチュの公演のチケットを取ってみた。
まったく見たことないので、面白そうなような、面白いと思えなさそうなような。
だいいち、「演劇」と呼ぶべきものなのかどうか。
[今見TV]
「桜姫・現代演劇版」
芝居でジャズの生演奏を行うってのは結構見る気がするけど(自由劇場ファンだったからか)、
なんだか、音楽としてうまいのは求められてなくって、ちょっと、でも明らかに音が外れたりすると、逆に演劇感が増す気がする(自由劇場ファンだったからか)。