「セ・シボンってなに?」
「川にいるやつだろう」
「川?」
「それはクラムボンだよ!」
遠いよ。
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「セ・シボンってなに?」
「川にいるやつだろう」
「川?」
「それはクラムボンだよ!」
遠いよ。
「だっこー!」とはっきり言いながら抱きつく娘さん1歳。
彼女の意図の正解は●したからオムツかえれ。あとおっぱいくれ。
たまに言葉っぽいことしゃべるんだよなあ…
FC東京が先制したときの、夫の一人コント
夫「いま、監督は、よし! あとはこの1点を守りきるだけ!! と思っているに違いない」
夫「あっ・・・これはイタリア人蔑視発言だね・・・」
そ、そお??
ちなみに試合は逆転負けしました。
「もちおは事務員さんの話になるといたたまれない雰囲気になるねえ」
「え?そお?」
「…」
「…」
「まあ、いいよ。わたしも男友達はいるし」
「そうだよ!そうだよ!」
「そういう存在なの?」
「そういうって?」
「夫にやきもち焼かせる要員?」
「…」
「ハイクも楽しみだねえ」
「あ、そうだ。俺ハイク見よっと」
事務員さんシリーズ、意外に長引きそうな予感。
「若い女性がいると職場が華やぐねえ」
「若いとは言えないよ、若いって言うのは24、5だろ」
「じゃあ言い直すよ。妙齢の女性がいると職場が華やぐねえ」
「あ…うん」
「もちおは事務員さんの話になるといたたまれない雰囲気になるねえ」
「え…?そお?」
熱い沈黙を乗せて車は西へと走り続けるのであった。
つづく
街中の看板が事務員さんの名前だった模様。
「こないだ新人に事務員さん紹介しようとしたら名前が出てこなくてさ、『覚えてください!』って言われちゃって」
「へえ」
「…」
「なにモジモジしてんの」
「え?や、いま別のこと考えてたけど?」
無意識に天井に文字を書き続けるもちおであった。
つづく
1歳クラス(去年)から持ち上がりの担任のことをよほど気に入ってるのか
「今日は誰と遊んだのー?」などと聞くと毎回「Aせんせー!」と答える息子。
昨日は寝言?なのか、夜中寝ながら「Aせんせー…」とつぶやいてて笑ったw
一緒に遊んでる夢でも見てたのかな?
ていうか子どもって何歳くらいから夢を夢って認識できるようになるのか気になる!
結婚してから奇妙な躍りや変な替え歌を披露してしまうようになった妻。
「ああ!わたし前はこんなじゃなかったのに!」
「俺色に染まったな」
大変なドヤ顔だった。
接待でベロベロに酔っぱらって帰って来た。
「飲み屋のお姉ちゃんに話すことないからさ、今日も俺はうちのカミさんの話をしてたんだけどね、写真を見せたら『奥さん、美人ですね!』って言うんだよ。だから俺は『それは違う』って言ってさ」
どんなに酔っていてもその基準はぶれない。
「はてこをこんなに好きでいてくれるのはもちおだけだよ」
「他は俺がみんな処分してるからな」
「もちお、サイン会ってしたことある?」
「あるよ」
「あるの?!」
「よくする。いろんな人が俺にサインしてもらいにやって来る」
「へー」
「サインするといろんなものを置いて行く」
お仕事お疲れ様です。
疲労困憊で帰ってきて即体重を量り、「あんな大変な目に遭ったのに痩せてないお……」と落胆して風呂に行きました。
「明日ちょっと遅くなる。事務所の仕切りを外して部屋を繋げることになったんだよね」
「みんなが事務員さんを見られるようにしようってこと?」
「え!!」
「なに固まってるの」
「言われてみれば、そういうことになるよなって・・・」
誰が言いだしたんだ。
「でも『よくこんな雛壇まわしてるな』は褒め言葉だって」
「雛段?」
「バラエティ番組で司会者の後ろの階段に並んでるタレントのこと、雛段芸人って言うんだよ」
「ふーん・・・ぴよぴよ・・・」
「え?」
「お雛様の方かと思った」
「お雛様の方だよ?」
「もちおによくこんな人と結婚しましたねって言ったこと、『すまぬ・・・』って謝って置いてって。すまぬでいいの?って聞いたら『すみませんでした』って」
「・・・何かで、すませよ。許してほしかったら」
秋山くんのことは好きらしく、プリンスドームから帰ってずっと、応援歌をいろいろアレンジして熱唱してる。
『私は悪霊と断固戦うことを決意しました。何としても家族を守らねばなりません。着の身着のままで車に乗り、家から脱出したのです。100万ドルで買った家は元の持ち主である銀行に売りました。1万ドルにしかなりませんでした。』
「逃げてる」
「銀行儲けたな。悪霊商法でボロ儲けだ」
「もちおだったらどうする?」
「燃やす。家ごと燃やす」
「どうせ住めないから?」
「そう」
何だかんだ先方を懐柔して順応するような気もする。
ディスカバリーチャンネルで悪霊に取り憑かれた家の話がやっていた。
勝手にスイッチが入る電子レンジ。いつの間にか開いている窓。キッチンの窓ガラスに映った人影に怯える妻、クローゼットから現れた不気味な影に悲鳴をあげる娘たち。
最後まで半信半疑だった夫は深夜の寝室で何者かに足首を掴まれ、枕元の銃を手に大声で警告しベッドマットをひっくり返すが何もいない。
「この旦那さん小心者だね。足首掴まれただけでこんなに狼狽して」
「そうだな」
「もちおだったらこんなに騒がないよね」
「俺はあれ?って思ってまた寝るな」
もちおは怪奇現象もさることながら、新婚時代に借りた部屋では数ヵ月で3度非常ベルが鳴ったが、一度も目を覚まさず避難もしなかった。
しかし妻が寝室から出ていくと確実に起きてガミガミいう。
起きて最初の一言は
「あれぇ、ゆめだったのか~」
でした。
本屋さんで絵本コーナーを通りかかったとき、『うんこ!』(本のタイトルなので伏せ字無)という絵本を見つけ、ちょっと待って!と立ち読みして最後まで読んでた。