車窓から看板を読み上げる妻。
「『スカイガーデン プライベートエステ』だって」
「『スカガーデン 大便テイスト』?またすごいこといいだしたな」
「違うよ!『スカイガーデン プライベートエステ』!ほらあそこ!」
「あー、なんだ。何いってるのかと思った」
何いってるのかと思ったのはこっちだ。
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車窓から看板を読み上げる妻。
「『スカイガーデン プライベートエステ』だって」
「『スカガーデン 大便テイスト』?またすごいこといいだしたな」
「違うよ!『スカイガーデン プライベートエステ』!ほらあそこ!」
「あー、なんだ。何いってるのかと思った」
何いってるのかと思ったのはこっちだ。
歩道でバッタリ出会った二人の女性が「きゃぁぁぁーっ!」とお互いに歓声を上げながら胸の辺りで小刻みに両手を振っていた。
「あいつらは何をしているんだ?術を掛け合ってるのか?
『眠れぇ!』
『…ふ、おまえもなかなかやるな』みたいな」
抜き差しならない。
3日くらい前にお風呂で、私=おもちゃのアヒル役をやらされて…
私「ぐわぐわぐわ、○○くんは、誰と住んでるの?」
長男「ぼくと、お父さんと、お母さんと、△△ちゃん(弟)だよ」
私「ぐわぐわ、そんなに沢山いるの?いいね~」
長男「まだいるよ!」
私「そうなの?すごいね、誰?(おじいちゃんおばあちゃんかな…)」
長男「キミだよ!」
ずっきゅーん。
「ボブ・マーリーが同じ日を何度も繰り返す映画を観ていた」
その人、ビル・マーレイだから。
「キックボクシングいくくらいならもっと会社に顔を出して」といわれて仕事にいっている。
キックボクシングも温泉通いも暇つぶしじゃなくてもちおなりの抗癌活動だ。
その辺ちゃんと伝わってるかな?と思うけれども、すでに仕事の電話がじゃんじゃんかかりはじめてやばい。
なにがやばいってもちおが頼りにされることで喜んじゃってるのがやばい。
それで寝食忘れて仕事しまくってたこと忘れてないだろうな。
「ドライヤーかな?」という音がするサーバーマシンを書斎で起動していじっている。
もちおの頬に蚊がとまっていたので素早く叩いて仕留めたら、「なにすんだよ!」と張り倒された。
白昼街中人前で張り倒されたくらいで妻の返答も待たずに妻に手を上げるなんてきっと疲れているのだと思う。
娘のリクエストによりカーズ1見てる(メーターが好き)。
たぶん1年ぶり何度目だろう…
冒頭のマックイーンカッコいい引き込まれ感はやっぱり半端ない。
私「また火事の夢見ちゃった。それと溺れてる人を助ける夢も(´-ω-`)」
夫「なんだそりゃ、火に水とか、ポケモンみたいだな」
私「……?(´-ω-`)」
温泉に通っている。
「今日はブラックアウトしなかった?」
「大丈夫!今日はねえ、高温じゃなくて微温のところで瞑想したんだよ。そしたら昔の忍者アニメの最後でさ、画面が顔のところだけキューっと丸くくりぬかれて、他のところが黒くなるの、あるじゃん?あれみたいになった!湯船から立ち上がったら周りがみんな赤くって、真ん中のところだけちゃんと見えるの。面白かったよ!」
「わたしその現象なんていうか知ってる」
「ほんとに?!」
「『のぼせ』っていうんだよ」
家族風呂を借りるべきでしょうか。
「カステラ一番 電話は二番 三時のおやつは…なんだっけ?ニンテンドーじゃないよね?」
いまの子はそっちの方を喜ぶかもねえ。
年少の発表会のビデオを一緒に見ていたところ、
長男「ぼくさあ…女の子たちが可愛くて可愛くて……」
私 「?」
長男「…もう、みんなと結婚したいんだよ…!!」
私 「絶対だめーーー!!」
「青コーナー 520ポンド、リョクチャ・コーガンー!」
急須でカテキンを抽出しながら。
温泉へいきました。
「『源泉高温』の方の風呂に浸かって、リラックス…リラックス…って呼吸を整えてみたんだけど、心臓がばくばくして汗がだらだら出て落ち着かなかった」
「危ないよ!ブラックアウトするでしょ!」
「いや、それが最近しないんだよ。やっぱりはてこさんが食事に気をつかってくれてるから」
何のために気をつかってると思っているんだ。
娘8歳0か月、体遊びで、尻をつかまれるのを嫌がり始めた。かと思ったら、寝ている俺に掛け布団のように乗っかってきて、ほっぺにチューしてきた。
色気づくのはいいんだけど、どっちに行くんだ(苦笑)。
お風呂上がりに外に雨ガッパ干しに行こうとしていまして、
全裸で。
カーテン巻きつけて、必死に阻止。
せめて、おぱんつを!!!
ここは住宅街です!
「いつか再びめぐりあう」
床に落とした錠剤を見失った。