話そうか話してみようかそれぞれのカップで計った自由について
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短歌のことを語る
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まずこんにゃく二つめからはわからないそんなもんでしょ?チビ太のおでん
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だれひとり届かぬ空に線引いて女郎蜘蛛の取る三角
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蹴球を甲羅のように背負った子のちどりで渡る6車線かな
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短歌ハッシュ 11月の募集いたします!伊勢型紙をテーマに柿渋色が基調のイラスト。短歌テーマは「型」か「形です」。詠み込み不要、ゆるく捉えてOKです。初心者歓迎、この告知にリプライでどうぞ。先着7名まで参加できます。(短歌は数日中にスタコメでお渡し下さい)
現在のところあと2名ぶん空きがあります。いかがですか。
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1. 渋
渋すぎるくらいがちょうどいいとおもう干菓子ひとつを添えてやれば
2. 容
望みでも呪いでもあり我が知る容子は「NO」を言わぬ子だった
3. テスト
新しいゲノムを運ぶためにある我らは等しくテストパイロット
4. 新米
おしまいの茶碗を運び終えぬうち破顔で母は「新米」を告ぐ
5. 野分
野分から冬への覚悟を質(ただ)されてようやく出しぬウールセーター
テーマ詠み 空
墜ちそうな熟れ柿いろの天幕を引いてゆきたり椋鳥の群れ
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初嵐過ぎし朝のコスモスはからだ絡めたあとのように
君の手のメートル四方はラボラトリー空の色さえ更新してゆく
春はうみ秋はやまから告げられる季節に匂いがあるといふこと
10-2
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終章へこころづもりを問う野分ようやく底より出(いだ)しぬセーター
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渋すぎるくらいがちょうどいいと思う干菓子程度の甘味があれば
心情の吐露というか方針というかw
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新しいゲノムを運ぶためにある我らは等しくテストパイロット
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彼女らはNOを口にしなかった私の知ってる二人の容子
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おしまいの茶碗を運び終えぬうち破顔の母が新米宣言
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墜ちそうな熟れ柿いろの天幕を引いてゆきたり椋鳥の群れ
テーマ詠み 空
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年に二度使う重箱洗い伏せ母はあしたの梨をえらぶ
青空と俵おにぎりウインナー卵焼きとまるごとの梨
競いあう子に囲まれて母の手は二十世紀をくるくる廻す
重箱を卓に置くなり父は言ふ「もうお豆腐でええやんか」
貧しさを四角い彫塑にしたような豆腐がわたしはかなしかった
白和えの肌理ととのえるすり鉢やのの字描くごと陽の沈みゆき
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扇風機ハネのいろして秋は来ぬ光だけを片隅に置く
閑を得て煮る無花果のうす紅や今年初めてそして最後の
シアワセはいつも欠けてる30°ケーキが美味しく焼けたとしても
10-1
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白和えの肌理ととのえるすり鉢やのの字描くごと陽の沈みゆき
この旧作を中心に、6首連作をつくります (イベント:おいしい短歌参加用)
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年に二度使う重箱洗い伏せ母はあしたの梨を選ぶ
青空と俵おにぎりウインナー卵焼きとまるごとの梨
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本日までの配信です。
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短歌ハッシュ 10月号配信します。草をテーマにした8首とイラストのネプリ折本兼ブックカバー。秋草と虫のイラストです☆
セブンイレブン 51193245 A4 カラー 60円 21 日まで
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くさぶえを吹く草絶えし散歩道つゆくさ映せばソ、ラ、と響く