/こうすると刑事ドラマっぽい

夜の歩道橋には、頭から血を流し、雨に濡れる転落死体が

家出少女や不良少年が
事件のカギを握る場面を目撃しているが、
彼らも警官嫌いなので
心を開いてもらうのに何かしらキッカケが必要で苦労する

取調室はいつも薄暗く、
調書を取る係の手元だけライトがつけられている

フリーライターの恋人が取材で得た情報を流してくれる

女性刑事の場合
「女のカン」や「女性ならではの着眼点」がやたら協調される

人望のある先輩刑事が定年間際に事件に巻き込まれる

代わりに世話焼きな姉か妹がいて、しょっちゅう遊びに来る

鑑識が何かとコッソリ便宜を図ってくれる

貨物列車を挟んで向こう側にいる犯人と、気配をうかがい合う

本庁と管轄署も異常に仲が悪い

呼ばれてないのに捜査会議にまぎれこむ

行きつけの小料理屋には和服が似合う美人おかみ

日本とは思えない銃器の濫用

捜査に詰まると屋上でカップコーヒーを飲みながら考える