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人権の自明性のことを語る

いろいろな問題を前にして、『「彼ら」に人権はないのか?』と問うた時に、
「ない」と答える人間はいないと思います。本心であれ表向きであれ。
では「助けるべきか」となった時に「それは人権には当たらぬ」と言うでしょう。
 
浮浪者を図書館から追い出すべしと言う人たちも
チベットの巡礼者を撃ち殺す中国首脳部も
 
「人権は自明であるか否か?」これはほっておいてもことは進むと思うのです。
クリアせねば・妥協点を探らなければならないのは『「各事態が人権に該当するかどうか?」におけるズレ』であると思ってます。

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人権の自明性のことを語る

>人権の自明性を批判をしたいならば、その批判とは本来、「私は人権を認めない」以外ではありえないわけです。
いや、それはそうではないと思う。
そうであるかも知れないが、基本的に問題の本質は「人権が自明かどうか」より、「人権は自明だが、それ(図書館で浮浪者が涼むこと等)が人権かどうか」だと思うのです。
 
だからどうも本質とは異なるところにエネルギーを(まぁ議論のエネルギーなど行動のそれに比べれば微々たる物ですが)投入している気がする。

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人権の自明性のことを語る

キーワード「人権」ならともかく、キーワード「人権の自明性」で中国の話題をすると議題がぼけてしまわないだろうか懸念します。