/今日観た映画（DVD）に3行コメント！

『さくらん』
役者もなにもかも生き生きしてました。
なりみーはやはり大物だ。
たのしかった。

『殺しのドレス』
ごめん！びみょう！
女性がやたら脱ぐ。
わたしサスペンスってこんなに興味なかったっけ？

アルゼンチンババア
堀北真希がはまり役で実によい。
空気の匂いのしそうな映像。
しかし、あの海底はひどいわ。

『吠える犬はかまない』
見終わった直後「・・・えぇ～・・・」
が、脳内で小田扉漫画に変換したら結構面白かった。
実写のせいか変に生々しかったのが違和感のもとかも。

訂正。『ほえる犬は噛まない』だった。

「ぜんぶ、フィデルのせい」
内容を知らず、軽い気持ちで見始めたけど、見ごたえあった。
お嬢様生活から一転、不安定な環境に放り込まれて不平タラタラだった子どもが、じょうぶな頭を持つ頼もしい小さな人に成長するの。
40年前の熱い空気も感じられて興味深い。

「理想の女」
セリフがカッコよすぎると思ったらワイルド原作か。
途中で美しいスカヨハが同時に小島よしおに似てもいる（上目遣いの白目っぷりとか眉の位置とかポッテリ唇とか）ことに気付き、
そのことにかなり気をとられた。

最近のスカヨハの写真を見たら鼻をいじっていてよしお度が低下しておった。つまらん。
よしお時代

「フライトプラン」（今日じゃないけど）
オーシャンズ１３なんかと較べると犯人の計画がそうとうずさんだなあ。
でも見てる間はちゃんとハラハラしました。
そういえば、ジョディ・フォスターって意外とムズカシ系には出ないよね。

「めがね」
・録画してあったものを、眼鏡購入記念に見た。
・あの宿泊先みたいな家に住みたい。枠みたいな、空気がずどんと通り過ぎる建物っていい。現実には、それが出来る気温の地域は虫が多くて難しいだろうけど。
・私にはちょっとおとぎ話すぎたかな。次はもっとザワザワした映画が見たいです。群集劇が好き。

『ピアニスト』
登場人物がシリアスすぎてついていけない。「いやそこやりようによっては笑い飛ばせるとこ」と何度か驚かされた。
一貫してシリアスであることが許される環境というのは人を追い詰めるのかも。
舞台がウィーンじゃなくて大阪だったらああいう結末にはならなかったと思うよ。

昨日観たんですけど『昼下りの情事』
・おとうちゃん物分り良すぎだろ
・純情な娘なのに焦らしテク高すぎだろ（まあまれに天才的なのが実際いるけどね）
・...などというつっこみも「だってパリだぜ？」の一言で片をつけられてしまいそうな、あふれんばかりのパリへの憧憬が心地よい。

『サンキュー・スモーキング』
・今日的で、アメリカンで、ちょっと怖いコメディ。
・子どもが末恐ろしくなにげにタフで好ましい。
・なんか勉強になった（気がする）し、単純に面白がってちゃいけないけど面白かった。好き。

「南極料理人」（今日じゃないけど）
・とくにああいういろんな意味で閉ざされた環境では、食事ってほんとに重要ですね。
・ドクターええわぁ。
・再生を一時停止して白ご飯とイカの塩辛を食べずにはおれませんでした。

「純喫茶磯辺」
・今、宮迫さんの代わりができる俳優ってあんまりいないんじゃないか
・麻生さんの役どころ、「こういう人、ハイカーさんにいそう」。いやなんとなく。いい意味で。悪い意味でも。
・仲さんリアル。地ですか。演技ですか。

『ヘンダーソン夫人の贈り物』
・英国中高年の会話というのはなんでこんなにたのしいのか。
・痛快で、苦く、あかるい。
・おもしろかった！！！

『ミート・ザ・ペアレンツ』
・主人公が気の毒すぎてちっとも笑えなかった
・ヒロインがぼさっとしすぎてイライラ。こういうメインキャラがムダキャラだと時間を損した気がする。
・２を先に見たけどそっちの方が面白かった。

『あるスキャンダルの覚え書き』（きのうだけど）
・属している世界がケイト・ブランシェット側か、ジュディ・デンチ側かといえば圧倒的に後者なわたしとしてはかなりキッツく、よい映画かどうかと楽しめるかどうかとは別物と再認識の一本。
・独身女性への偏見と風当たりがよけい強まりませんように、わたしも孤独をこじらせてみょうなことをしませんように、と祈る気持ちです。
・人気者にはつまんない人が多いとかねがね思っていたけど、ケイト・ブランシェットがつまんない人をとてもリアルに演じていて印象的でした。

『トランスアメリカ』
・フェリシティ・ハフマン、素晴らしい芝居。
・価値観の相克などが避けられないテーマとなるせいか、トランスジェンダーものの映画にはハズレがない気がするんだけどこれは特にヨイです。
・ネイティブアメリカンのカウボーイ（？）に惚れました。なんという静かなる男子力。

『ファッションが教えてくれたこと』
・邦題もちょっとなんとかならんか。
・アナ・ウィンターと敏腕エディターの板ばさみになるおじさん、日本人なら胃に穴が開きそうなところを（そりゃ辛いでしょうが）ガイジンらしくのらりくらりさばいていて変に感心した。
・ある有名写真家が、つねに周りを見ていろ、移動中も寝ちゃダメ、とアドバイスしたという話をなるほどと思い少し試してみたけどしんどかった。