『佐藤良明(彼の東大駒場における最終講義は前半がビートルズの曲「アクロス・ザ・ユニバース」をめぐるレクチャー、後半がバンドを率いてのコンサートだった!)』
栩木伸明「声色つかいの詩人たち」より
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「ちいさいアカネちゃん」だった!
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「やーいやーい、いいもんもーらった。」
モモちゃんがなにかふりまわしながら、アカネちゃんのところへとんできました。
「やーい、アカネ、いいだろ。こんなに大きなくつしたみつけたんだぞ。」
(松谷みよ子「モモちゃんとアカネちゃん」より)
モモちゃん(小学2年生)、いっしゅんガラがわるくなったな。
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「ともかくも今の大学が,ただ好きなことを考えていたい人間にとっては暮らしにくい場所になってきていることは確かであって,禅僧をたくさん集めて共同生活させておけば誰か一人くらいは悟るだろう,という種類の鷹揚さはなくなっている」(円城塔,「数学セミナー」 2017年8月号)
わはは、鷹揚なたとえ!(笑)
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「〆切本」という作家の〆切にまつわる文章を集めた本の、中央公論の書評からの引用なので、孫引きどころかひ孫引きでありますが。
「書けないときに書かすということはその執筆者を殺すことだ」(横光利一)
「仕事はのばせばいくらでものびる。しかし、それでは、死という締切りまでにでき上る原稿はほとんどなくなってしまう」(外山滋比古)
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「女生徒」ってこんなエキセントリックだったっけ!と思ったよ\(^o^)/
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「この授業だって、相当おかしいですよ。なんでこんな話をみんなが、まじめに聴いてるんですか。これはクリエイティブ・ライティングという、文学と言語についての授業なんですよ。でも、少子化の話を、みんなまじめに聴いている。ということは、君たちも、世の中が急激に変化していることは察知している。」
内田樹「街場の文体論」(190ページ)
この本クリエイティブ・ライティングの講義の書き起しだよなと思った頃にむこうから。
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『その昔、イギリスの労働者が仕事の合間に紅茶を急いで飲まなければならないとき、受け皿に紅茶を移し、冷まして飲み干すということがあったそうです。英国通の友人から「カップに入れる量は、ソーサーいっぱいに注いだ量と同じなんだよ」と教わったときは半信半疑でしたが、実際に試してみるとその通りで驚いたことがあります。』(渡辺都「お茶の味」、p.119)
ためしてみようと思ったけど、もらって箱にはいったままのティーカップしかない!><
片付けが進まない。
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今の家を建ててから十八年になる。
私も当時は今より十八歳も若かったから(あたりまえだ)、断然、洋風の家にあこがれて、日本間なしの徹底的な洋館を造って得意になっていたものである。
(高峰秀子「コットンが好き」から「小引出し」)
1983年、60歳で「(あたりまえだ)」のセンスってハイカラだなあと思った。
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「エーラーヴァナと名づける象王は、あなたが勝利者(ブッダ)であると聞いたので、あなたのもとに来ました。かれもまたあなたと相談して、(あなたの話を)聞いて、『いいなあ』といって、喜んで去りました。」
(ブッダのことば スッタニパータ(中村元訳))
唐突に現れる、『いいなあ』がかわいい。
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「(…)
ということになって、この話限りで私は『侍ジャイアンツ』の作監を実質的におりるような形になりました。あとはゲスト・キャラクターを作るだけで、各話作監にまかせて、蛮ちゃんの魔球が『巨人の星』なみにエスカレートしていくのを横目に見ながら、毎日プラモデル作りに励むことになってしまったのです。」
大塚康生「作画汗まみれ」(改訂最新版・文春文庫 p.223)
軽さと重みの同居する「プラモデル作り」というお言葉。
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佐野元春、30th Anniversary 東京ファイナルの録画を見る。
ラストでステージにメンバーと並んで。
「ファイナルということで… 何かましなスピーチをと思ったんです。
演奏の中で、何かましなことを言おうと思ったんですけれども、
たいてい… そんなことすると… 変なことを言ってしまうので、(客席笑)
(ポケットをさぐって折り畳まれたメモを出す)
メモにまとめてきました!(客席拍手と笑)
ちょっと聞いてください(照)」(とメモを見ながらメッセージを読む。)
(メッセージ自体は略)
新しいパターンながらやはり佐野元春だなあと笑いと涙がこみ上げてきて(大げさ)
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そういえばヴィヨンの妻ってクリスマスのシーンもあったんだなと青空文庫。「その日は、クリスマスの、前夜祭とかいうのに当っていたようで、そのせいか、お客が絶えること無く‥」。
そんでエンディングが迫力あるのだ。忘れてたけど。
「私は格別うれしくもなく、
「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」
と言いました。」
皆さんメリークリスマス!
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Advice (Langston Hughes)
Folks, I'm telling you,
Birthing is hard
And Dying is mean
So get yourself
Some loving in between.
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「70年代中盤。当時の立教大学キャンパスは、良く言えば穏やかだった。悪く言えば退屈だった。政治の季節を抜けて、闘争にくれた兄の世代は、みんな牙を抜かれたウオンバットのようにそれぞれのカゴへ戻っていった。引き剥がされた街路。壁にまき散らかされたペンキの後。ウオンバットたちは自分たちがやったことの後始末もせずに、どこかへ行ってしまった。」(佐野元春「哲学するにはいい場所だった ~ハートランドからの手紙 #118」, 立教大学OB向け会報誌, 2000年8月)
http://www.moto.co.jp/cover/HL_letter/118.html
ウォンバットのイメージで牙に注目するのは佐野元春ならではだなと思った!(笑)
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出典はデカルト!?
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ギリアン・ロバーツ 「フィラデルフィアで殺されて」の商品の説明(内容)。(あらすじに触れます)
> 教師のわたしにとって、雨降りの月曜日ほど憂鬱なものはない。
> しかも仕事を終えて帰宅すれば、同僚のライザの死体が転がって
> いるなんて! ライザは女優としても活躍し、近く地元の名士と結婚
> する予定だった。わたしを容疑者扱いする生意気な刑事の鼻を明
> かすため、犯人捜しに乗りだしたものの、やがてわたしは第二の
> 死体を発見することに…美人教師アマンダの、甘くてちょっぴり危
> 険な探偵ごっこ。アンソニー賞最優秀新人賞受賞。
美人教師アマンダ…主人公は女性!
勝手に男性だと思ってあらすじを読みました。言われて見ればカバー絵が。