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思い出が重いでのことを語る

中学の時の公民担当教諭が「式典の国歌斉唱は意地でも起立しない人」だった。
当時小林よしのりが連載していた『ゴーマニズム宣言』の影響を激しく受けていて、そのうちその漫画をコピーしたものを教材として配りだす傾倒ぶりであった。 
当時、授業を受けていた私も、それにちょっとだけ影響を受け、「天皇陛下が国民の代表」であるならば、何故これほどまでの特別扱いを受けるのだろうと非常に混乱した。 公民の授業が嫌いになり、成績は落ちた。

30過ぎたころになってやっと「陛下はとても大変なお役目を担っている」「国民の象徴ではあるが、国民としての権利は与えられていない特殊なお立場である」「システムの是非はよくわからないけど、陛下のお人柄はとても好きだ」と自分の中で整理がついたので、安心して宮家関連のニュースを観られるようになった。