母のアクセサリーを整理していたら、校章などの入っていたケースから猫の牙が出てきた
妹「きっと、母猫のだよ。お母さん同士気があっていたから。」
母は母猫の死に際して自ら筆(ペン)をとって戒名も書いていたし
過去帳にも書き付けていたしなぁ
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母のことを語る
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実家に行ったらサンルームで正座して漢字クロスワードをしていた。
「おでん、あるけど、食べる?」と聞いたら、実のところ、おでんブームは去っていたので「じゃあ、少しだけ」と振り返りもせずに答えたけれど、「好きなの選んで」とクロスワードの横でおでんパックを開くと
「あら!」
「じゃがいも、おいしそうでしょ。あと、かにかま(ニューフェイス)、三色つみれ(ニューフェイス)、お魚団子(ニューフェイス)、さつまあげ(好物)」
「ま!」
とりわけ皿を渡しておいたら、まるごとのジャガイモはほぼ八割、他もカニかま以外全部半分〜一口大をとりわけていた。
そして、「Qooみたいなものが飲みたい、今」というので、自販機3台回ってQooを買って献上して、期間限定新作アイスの実も冷蔵庫にしまって、帰宅。
母が、◯◯みたいなもの、という時に、本当に「みたいなもの」を買ってはいけません。
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提出書類の家族の年齢を書く欄に、それぞれ自分が出産した時の年齢を記入するため、三女、次女、長女と若返るミステリーが発生
「ここは、私たちの年齢を書くのです」と言うと
母「じゃ、あなたは49才と…」
私「まだ、48!」
母「同じようなものよ、49才と…」
私「同じじゃない!48だってば!」
母「もう時間の問題、49才と…」
私「だめーーーー!」
と、私に睨まれるまま、48と書き込むということを、今年の初めから、もう何回か繰り返している
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明日、日中数時間、家を空けるので、ルンバを走らせて出掛けたらどうか?と提案したところ
母「(首を振って)ガーゴーガーゴー言うんだもん」
私「ガーゴーガーゴーうるさいなら、いない間の方がいいじゃない」
母「(首を振って)かわいそうだもん」
私「…一人でガーゴーガーゴーだと?」
母「そう」
ガーゴーガーゴーいうところを見ていてあげたいそうです
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やっと、栗の渋皮煮の話を始めた
「大変な手間よねぇぇぇ」
知的好奇心は満たされたようだ
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母「今日は“栗の渋皮煮”」
私(「なにが?」以外の言葉を探して無言)
母「今日のテレビは“栗の渋皮煮”よ」
私(「お前は何を言っているのだ?」の画像が胸の中を去来)
母「Eテレでね、今日のテレビで、やるの、“栗の渋皮煮”」
私「…今日の料理で?」
母「そう、9時から、Eテレで“栗の渋皮煮”の作り方をね」
私「手間がかかるんだよね、栗の渋皮煮って」(当たり前のことを言って時間を稼ぐ)
母「そうらしいの、栗を手に入れるところから大変らしいんだけど、そこは真似できないとしてもね、どれくらいの手間がかかるのかわかるでしょ、観れば」
私「はい」
私には“栗の渋皮煮”の作り方を観ないという道はないようです
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昨日の「Qさま!」、葉加瀬太郎の生演奏を聴いて
母「カステラ一番!」
私「…天国と地獄だよ」
まだクイズ自体出されていなかったので、
私「この曲が使われている有名なCMは何?だったら、お母さんが正解だよ」
と待っていたところ
Q「この曲のタイトルはなんでしょう?」
ママヌ、残念
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栄養価が高く柔らかい果物の名前が思い出せないらしい
母「あれよ、マンゴーじゃなくて、パパイヤじゃなくて…」
私「……何色?」
母「赤からオレンジかしら」
私(じゃあ、違うしなぁ)
母「カタカナ四文字で…」
私(でも違うよなぁ)
母「そう!アボカド!」
私「緑色だよ…」
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くたくたのおうどんが食べたいらしい
タモリさんが日本一だという、こしのないおうどん
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手持ちのチュニックと合わせてハンガーに下げてご満悦だったおニューのカットソー
「着てみたら何だか合わない。ハンガーにはよく似合っていたのに。」と落胆のご様子
そんなことないと思うのだけど、イメージが膨らみすぎちゃったのかな
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駅に着いたらファミマに行こうというので、あのファミマは小さいからローソンかスーパーの方がよいのでは?と言うと
母「ローソンなんて、コンビニじゃない!」
もしかして ファミレス
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「とあるトンカツ屋さんでは、注文するとまず山盛りの千切りキャベツが出てきて、それを食べ終わらないとトンカツが出て来ない」という話を聞いてきて、ご立腹。
母「山盛りなんてねぇ!」
私「うんうん。」
母「野菜を先に食べると健康にいいって言っても、キャベツ、トンカツ、ごはん、キャベツ、トンカツ、とか、好きな食べ方があるじゃないねぇ!」
私「うんうん。そこは自由にさせてほしいよねぇ。」
母「どういうつもりかしらねぇ!」
私「うん。でも、もしかしたら、注文を受けてからトンカツを作って出来立てを提供するので、待ち時間に手持ち無沙汰じゃないように…[全文を見る]
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今日も「昨日見かけた女性は松あきらだったのか?」で話し合う
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母のお伴をして司法書士さんを訪ねた。私が区役所に書類を取りに行った10数分の間に、母は司法書士さんの出身地、家族構成、ここで事務所を構えることにした経緯、広告費を聞き出していた。
「退屈する暇、なかったね。」と言ったら「もう、全っ然♪」
楽しかったようで何より。
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胃腸不良でお薬をもらってきた。「これ、これ」と見せるので説明を読んだ。
私「あ!副作用のところ“乳房の張り”って書いてあるよ!」
母「そうなの。期待している。」
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勢い込んでスーパーじゃなくて持ち帰りお寿司屋さんの恵方巻きを買って来て、「本当に関西の人はしゃべらないで食べるのかしらね。」などと言いながら恵方を指差し確認。
までしておいて、私が一口目を齧ったタイミングで話しかけてくる。
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「パッケージの“もと”っていう字が小さいよね。」と慰めたら、「(字が大きかろうが小さかろうが)お母さんには関係ない!!」と言われました。
じゃあ、企業努力の入る隙間、ないじゃん。
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昨日、おでんセットと鰤照り焼きの素を買って帰ってきて、なんだかんだで「おでんだけで十分だね」ということになっていた。
で、今日は鰤照りかな?と思いつつ、仕事帰りに実家に寄ったら「ちょっと!もう!今日一番の衝撃の大ニュース!!」と言って、封を切った鰤照り焼きの素を見せてくれた。
もしかして…、鰤、入っていると思ってた?
母「思うわよ!!」
昨日、エコバッグから品物を冷蔵庫に移しながら「鰤、どこにもないなぁ…。」とは思ったんだよなぁ…。
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昨日の不調もあって、今日は通院に付き添った。家族が見た気がかりな点として、30年前の出来事を話したところ、ふむふむ聞いていたお医者さんが「30年前というと、失礼ですが、娘さんはおいくつでした?」(私は年上の方から見ると、年齢不詳に若く見えてしまう)
私「20代でしたから、記憶ははっきりしています。あ!20代じゃないです、10代後半でしたので。」
母「いいじゃないのよ、言っちゃいなさいよ、今49歳ですって。」
私「違うよ!48だよ!」
お医者さん「失礼しました。では、その、はっきり覚えていらっしゃるわけですね。」
私&母「はい。」
なぜ、1歳増やす?
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昨日、講座受講中に少し気分が悪くなった母、会場の医務室のお医者さんやスタッフさんの誰かに迎えに来てもらいますか?との勧めに
「娘は今日は、“山”に行っていて。」
何故、そこを盛る?高幡不動は平地だったよ。