『ローカル女子の遠吠え』の新刊(5巻)読んだよ~
これは読み応えあるし、ほんとおもしろい。立場や趣味が全然ちがう人がたくさん出てきて、ものすごく仲良くなるわけでもなければ、決裂するわけでもなく、日々お互いにびっくりしたり、気を遣い合ったり、一緒にでかけてみたりしながらはたらいていくの。ギャグが矢継ぎ早なので意外と読むのに時間がかかります。
帯、いつもどこかに行ってしまうので記念に写真撮っておきました。
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『ローカル女子の遠吠え』の新刊(5巻)読んだよ~
これは読み応えあるし、ほんとおもしろい。立場や趣味が全然ちがう人がたくさん出てきて、ものすごく仲良くなるわけでもなければ、決裂するわけでもなく、日々お互いにびっくりしたり、気を遣い合ったり、一緒にでかけてみたりしながらはたらいていくの。ギャグが矢継ぎ早なので意外と読むのに時間がかかります。
帯、いつもどこかに行ってしまうので記念に写真撮っておきました。
感動しました。
いろいろ感動したけど、いちばんのポイントは六代目日ペンの美子ちゃんを描くこの作者、「美ー子ちゃん」はどうやって許可を得たのだろうと思っていたら、まずこのふざけた「美ー子ちゃん」があって、それが縁で六代目日ペンの美子ちゃんを描くことになったという経緯です。現実、すばらしい!
たいへん。すごい。善光寺の辺りで突如ほんのりじんわり暴れ出した土偶(グエムルよりちいさい。ヒトよりほんのちょっと大きい程度)を鎮めるのは特殊祭祀チームなんとかかんとか。登場人物はシルエットだけでだれかわかる系のあれ。髪がギザギザしてるタイプ。でも顔は鈴木先生。は〜〜〜すごいわ〜〜〜。
怖い話は好きだけど、特段何も信じていないゼータクな私ですら楽しんで読める語り口が魅力です。太宰治が出てきいかにも言いそうなことを言ったので笑いました。
合間合間にちまちま読んで三日かかりました。読み甲斐ありました。邦画マニアの邦吉映子さんが、標準的な映画好きの部長にプレゼンしつづけるお話です。実写版のルパンも出てきたよ。滝沢秀明が「毛の生えた笛を陽気に吹きながら子どもを操って(児童虐待していた)人を殺す」という『こどもつかい』にはびびりました。どういう構えで見たらいいのでしょう。「毛の生えた笛」のビジュアルがどうしても思い浮かびません。ドキュメンタリーの『選挙』なんかも取り上げられているし、原作がある映画に対する構えについても言及(?)されていて、こんなんでいながら意外と読みふけってしまいました。おすすめです! とりあえず実写版『魔女の宅急便』と『虎影』は見なければ。
昨日は漫画読んで満足して寝ました。しぞーか漫画『ローカル女子の遠吠え』の姉妹編だそうですが、単独のテーマを持っているのでこちらだけいきなり読んでも大丈夫。愛嬌のないさゆりと愛嬌しかない志摩が出会ってどうのこうの、というガール・ミーツ・ガールなお話。ギャグが細かくて読み甲斐がありました。こんなタイトルの漫画なのに、おもしろかった(タイトルの語に対する批評は二巻かけてじっくり行われています)!
日下直子の新作、「てっぺん ー私立 法徳高校ー」がとてつもなくおもしろそう。本にまとまるの楽しみ。
https://comic.pixiv.net/works/2880
それから今日は沙村広明の短編集を買いました。おふとぅんで読むのが楽しみです。
ここ二、三日、岩明均の『ヒストリエ』(1)〜(9)をゆ……っくりと読み返していて、「この速度で読み返している最中に最新巻発売を希望します」と思っていました。もちろんそれは叶わず、今生何度めかの 9 巻ラスト、「アレクサンドロス、戦場現場で突然の不穏な動き」に遭い、「ここで、こんなところで、待たされるこっちの身にもなってください!!」という気持ちになりました。
それがなんと、10 巻、11 月 22 日発売、やった〜! 11 月に入ったらもう一回読み直そうっと。