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読了のことを語る
isbn:9784062800
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402
「治る」という言葉の定義には疑問あり。「医療」という面から見れば目標地点をどっかに置かなければいけないのはわかるけれども。「治る」にもいろいろある(たとえば「寛解」と「完治」は違う)ということを頭に入れておかないと誤解が生じる気がする。
とはいえ臨床でばりばりの人だけに、「当事者をめぐる現状」(当事者に、ではない)に振り回されている・悩んでいる人にとっては現実的で実際的な内容であることにはまちがいないと思う。

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読了のことを語る
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読了のことを語る
isbn:9784336049
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889
ジーヴスの出番少な目。そのかわりバーティは、これまででは一番その行動がからまわりしてないかもしれない。キャッツミート&コーキー兄妹、エズモンド・ハモンドなどなど、珍しく脇がけっこう自分で考えてバーティにわりをくわせず働くタイプだったせいかも。しかしその分、ガッシー&バセット・カップルはあいかわらずひどいw
ラストの先が強烈に知りたいww

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読了のことを語る
asin:4488547125
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キャロルの本を読むと、この人本人はどういう人なんかなあというのもいつも感じる。なぜならこの人はいつも、利己的な人間、自己欺瞞に満ちた人間、人間関係にまつわる「物々交換」について描くことが常だから。
 
しかしながらそういった自分の中からわいてくる雑音をもなぎ倒して物語の最後まで導かれ、最後の1ページに至るまでわからなかった「真相」(不思議には感じていたのだけれど)に肝を抜かされるのは、さすがキャロル。

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読了のことを語る

『ドン・キホーテの論争』
これ一冊で論争に関してほぼわかるかと思ったらやっぱり他のも読まないとだめか。まあ当たり前だけど。
ラスト一行がすごいいい。

  • - - - - - - -

私にとっての純文学とは何か、それは--極私的言語の、戦闘的保持だ。

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読了のことを語る

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isbn:9784336049
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506]
ジーヴスもの以外のを初めて読んだけど、やはりウッドハウス!ハリウッド黄金期のミュージカル好きな人はウッドハウスは絶対オススメ。
ウッドハウス自身ミュージカルの脚本・脚色・作詞等々に多数関わってたということもあり、この手のパターンの手法を知り尽くしてる感じ。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:0006165338
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ミス・マープルもの。犯人はすぐにわかったのだけど、それはクリスティのノン・ミステリを何冊か読んでるからかもしれない。欺瞞家族をうまく描く作家だなあと思う。
これも、一ヶ所とても哀しくなる文章がでてきて、かわいそうでならなかった。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:9784469266
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498
結局後半が流し読みになってしまった。わたしは本に付箋はつけても線を引くタイプではないのだけれど、これはパの注意事項等、線を引きたくなる場所が何箇所もあった。ジャンプ系の空中連続写真が、モデルがよいためもあってとてもわかりやすい。動き系は、目に残るもの自体の質も大事。
値段が値段なのでなかなか手に入れられないだろうけど、いずれ買う。

id:dadako
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星新一『できそこない博物館』
借りた本が古すぎてISBN記載がない(^_^;)。
東京オリンピック前の不穏な空気について書かれた文章をもう一度読みたくて探してたもの。id:joe_eugeneさん教えてくれてありがとうございます、確かにこれでした。ただし自分が覚えてたのは、ボツネタ自体ではなくて、そのネタの元になった星新一自身の体験談の方でした。
まだコンピューターが「未来のもの」だった時代なのだなあと実感。つくづく、今まだ存命であればどんな小説を書いてくれたかなあと……。

id:dadako
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広瀬正『エロス もう一つの過去』
昭和10年前後の東京の風俗、テレビジョンの歴史や政治の動きなんかが詳細な数字入りで入ってくる、メロドラマSF。
「これ確かにおもしろいけどSFじゃないよなあ」と思ったら最後の最後にひっくり返された。ほぼ一気読み。おもしろかった!
つい『マイナス・ゼロ』引っ張り出して星新一の解説読み直しちゃった。この本の小松左京の解説もちょっとした「地方と都市」論、「生きる歴史とは」論になっていておもしろいです。

id:dekoponn33
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禍記
田中啓文 角川ホラー
『水霊(ミズチ)』『蠅の王』に続く角川ホラー3作目
SFホラー(本人は伝奇ホラーと)面白かった♪怖くないけど

id:dadako
読了のことを語る
isbn:0006165591
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途中で出てきた舞台についてのセリフがとてもよかった。タイトルは、そのセリフと同じ意味合いのスラングだそうな。
表面に見えてるものは同じでも、そこから何を自分にとっての現実と認めすくいあげるかは、その人によって違ってくるものだよなあ。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:9784336049
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513
ユークリッジ&コーキー、マリナー氏、ビンゴ一家、フレディー・ウィジョンと、ウッドハウスの各種シリーズから少しずつおいしいところを抜いてきてまとめたような一冊。
イギリスの中流~上流階級の男連中の間では「醜い赤ちゃん」自慢の伝統みたいのがあるんかなあとそっちにかなり興味がいった。賭けやるところの三人の男たち(警官含む)の部分のばかばかしさは最高。

id:dadako
読了のことを語る
asin:0006168914
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長編ばっかり選んでるせいか、ミス・マープルがSt.Mary Meadから出張ってくる話にばっかり当たる……(^_^;) これも、以前自分の家で働いていたある娘の運命を知って「怒り」のあまり手弁当で現場まで行っちゃう話。
Nursery Rhymesのひとつ、Sing a Song of Six Penceをモチーフにした殺人事件。歌は↓です(最後の方一部本と歌詞違うけど)
http://jp.youtube.com/watch?v=XNVitnZCZ7s

id:dadako
読了のことを語る
isbn:9784755401
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916
分厚くなく、わかりやすい言葉で平易に書かれてて、しかも内容が幅広くて深い。良書。マジオススメ。
この手のものを初めて読む人はたぶん目からうろこ落ちると思う。

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『ツィス』広瀬正
これももしかしたらいいタイミングで読んだ本かも。すごくおもしろかった。
広瀬正本人は、ある時代の文化・情報集積/発信地としての「東京」をまるごと吸い込んで生きた人。それを改めて感じさせる物語だった。
おすすめです。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:9784151200
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526
「教育も虐待や暴力となりうる」って話を他でしてたから、これもいいタイミングで読んだのかも。
しかし映画もそうだったのだけれど、実はわたし自身には少し遠い感覚の物語。それでも、映画よりも小説の方が、わたしには入りやすかったです。

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読了のことを語る
asin:4403231098
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読みながらこっちで書いてたメモを元に日記に感想書いたらえれえ長文になってしまった(-_-;)。しかしまだ書き足らないくらいなんだけど。
非常に美しい写真もたっぷりです。アンナ・パブロワの『蜻蛉』、シド・チャリースの『絹の靴下』あたりはことにオススメ。現役バレリーナは扱われてませんので、そこだけ注意。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:0006168647
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予想外に時間がかかった。大失敗。やっぱりミステリに「探偵」の存在は重要だな、と。まあこれはそれを逆手に取ったともいえるのかもしれないけれども。しかしこの犯人は意外。読みながらつけた二つの付箋のうちの一つは、あとから考えると大ヒントになるところだったのかもしれない。
タイトルは↓のマザーグースより。

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読了のことを語る
isbn:431400939x
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借りて読み出してから、原著出版が10年前、邦訳が5年前ということに気づいて、途中からわりきって読んだ。いやあ、10年一昔とはよくいったものだねえ(^_^;)
これと同じようなもので最新版出ればいいのになあと思った。
しかし、最後の第11章『患者自身にできること』の部分は今でもじゅうぶん通じると思うので、いろいろ悩んでる方はどうぞ。