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id:ckagami
読了のことを語る
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http://d.hatena.ne.jp/ckagami/20081118/1226981970
うーん。人の目を引くものとしての異性装(前提として服装に性差がないとだめ(『衣服で読み直す日本史』))。つまりそれなりに「美しさ」が求められている。「まなざされる」ものとしての異性装者。
現代思想と歴史学の関係を考えさせられてしまった…。個人的には「自己実現を研究の動機にするのもよろしいですが、それはバレないようにしたほうが説得力が増すよ」といいたい。
岸田さんは有名な人ですが、どうも論証に穴があるような、それを指摘できない自分orz

id:dadako
読了のことを語る
isbn:4038141705
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読み終わってからなんでルーマ・ゴッデンがアンデルセンの伝記を書いたかわかった感じ。
アンデルセンは、生来家庭生活に恵まれず、それゆえかまた元々か、かなりの神経過敏の激情型で、無邪気この上なくしかも頑固。無邪気ゆえに、そして一心ゆえに周囲の人びとからよきにつけ悪しきにつけかまわれるのだけれど、彼は自分が徹底的に体得しきるまでは、他人の忠告を受けつけない。
ルーマ・ゴッデンは自身の経験もあって、「矯正・強制しようとするものに対して自身の意思を貫き、自身の感じたもの・体験を信じる(その上で意見を変えることもありうる)主人公」の物語を書く人なので、アンデルセンにも思うところがあったのだろう。
アンデルセンが自分のことを「人間の模造品」と思うところとか身につまされた。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:4000221582
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どっかでこの原詩を朗読してるのを探して聴いたほうがいいんでないのかなあという気がした。

ISBN:4812415330
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を読んだときも思ったけど、「漂流」……だけじゃなくて、「極限状態で生き延びること」と「信仰」との関係ってもちょっと考えてみたい。

id:dadako
読了のことを語る
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これはよくできた短編集。最後の短編の最後の一行は短編集全体を読んでて初めて意味があるものなので、最初からとばさず読むことをオススメ。最初は喪黒服造ですが、途中から推理小説っぽくなってきます。

id:dadako
読了のことを語る
ISBN:4768466877
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当時いかに優生思想に、ドイツのみならず世界全体がやられていたかがよくわかる。
また、ナチスに迫害された人々は、ナチス以前からすでに迫害されていた人々であり、またかつナチス以降も迫害され続けているということもよくわかる本。
ナチスの特殊性は、国ぐるみの迫害と言うこと自体ではなく、絶滅をめざす迫害・殺害を「最終的解決」「最終的医療」で言い換え、心理的にも実行方法でも「完全合理化・機械的作業」を追求した点にあるなあと、改めて感じた。
 
「合理化」と「生産能力重視」の徹底は、人間を簡単に「モノ」に変える。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:000616174x
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まさかこの期に及んで、ってタイミングで出てきたんで、思わず「え、ポワロ出てくるの?」と夜中に声に出してつぶいてしまった。
プロットもかなり凝ってる上に(ある事件から生まれるさまざまな思惑が、どのように事件と絡み合っていくか)、あいかわらずの人物描写の的確さ。RichのSpringerに対する評とか、ChadwickとBulstrodeと舞台となる学校との複雑な感情的絡みとか。
うーんとうなってしまった。

id:nekoana
読了のことを語る

「いじめと現代社会」
心に残った語は
「中間全体主義」「精神的売春を強いる社会」
感想、書けたら書く

id:dadako
読了のことを語る
isbn:0679819495
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マーヴィン・シリーズはこれまでもほろりとさせられることくらいは時々あったのだが、この本は最後の先生との対話でひさびさに本読みながらマジ泣きさせられた。「体験」をわかってくれる人が一人でもいてくれれば、それだけでどれだけ助けられることか。
著者のLouis Sacharには、ほんと、時々本気でやられる。以前も別の本で、職場への往復バスで読んでてぼろぼろ泣かされたことがある。
シリーズ全部でなくてこれ一冊だけでもマジおすすめ。

id:dadako
読了のことを語る
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あいもかわらずアホのピタゴラスイッチ状態。ただしここまでシリーズ長くなると、昔の登場人物とエピソードを知っててこそのおもしろさ、マンネリの醍醐味みたいな部分もかなり含まれてくるので、これ一冊だけどうぞ、とはいえない感じになってきた。
今回は著者の推理小説愛がちとあふれ気味です。ネロ・ウルフのシリーズも探して読もうかな。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:430962197x
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それぞれさすがにおもしろかったけど、コニー・ウィリスは短編か長編かのどっちかのほうがやっぱり好きだなあわたし。
こないだ某所でちともりあがった布ナプの件をごぞんじの方は、最初の『女王様でも』おすすめ。読みながらにやにやしていいのか苦笑すべきかと迷う迷う。
それから犬・猫飼ってらっしゃる方は最後の表題作がおすすめです。

id:dadako
読了のことを語る
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2年前に邦訳で読んだ、ウィリアム・スタイロンのうつ闘病記の原書。
2年の間に読んだほかの本の影響もあってか、英語レベルとしてはまったく追いつかないのに、一部、以前よりももっとわかる部分があったりしたのがおもしろかった。

id:quadratus
読了のことを語る
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攻殻関連一気読み。
もともと活字と映像を調和させて楽しむ能力が低めみたいで、活字の映像化は拒否する傾向にあるんだけど
映像→活字の順だとわりと素直に楽しめることがわかってきた。
文字には文字の生命がある。それをちゃんと見つけて読めたから面白かった。

id:dadako
読了のことを語る
ISBN:433604161X
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あんまりたくさんは読んでないけどアントニー・バークリーも好きな作家(『毒入りチョコレート殺人事件』より『試行錯誤』が好き)。
こういうパーティおもしろそうだけど、いかんせん、日本人では仮装対象になりそうな華ある○○なんてのがいないのよねえ。
しかしオチのブラックさはさすがでした。

id:quadratus
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驚異の発明家(エンヂニア)の形見函 アレン・カーズワイル

出た途端に買ってなぜか今まで放置していたのだけれど読み出したら面白くて一気に読了。
衒学と表象の底からやけに楽天的な物語が立ち上がってくる。
今確認したら買ったのは2003年。今は文庫になってるらしい。

id:dadako
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Lord of the Flies by William Golding
E.M.フォスターによるイントロダクションつき。
大昔に映画では見てて、そっちとの違いとかでいろいろ考えたりしてちょっとおもしろかった。
会話文はだいじょうぶだけど、地の文が難しかったー!

id:ckagami
読了のことを語る
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いかにも60年代の学生! って感じの人が淳兄の下宿にいて噴いた。
もさっとした髪でメガネで。トトロのお父さんを若くしたような感じの。
 
あー、学生運動かー、そっちやるんだやっぱり。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:4163246002
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ロード・エムズワース・シリーズの全短編収録。傑作ぞろい笑う笑う。
こちらの選集は特別付録がとても豪華で貴重なので、イギリス文学に興味がある人はぜひそこだけでも目を通すことをおススメ。この巻ではウッドハウスが黄金期の英米ミステリ(とSF)に広く与えた影響について真田啓介のエッセイと、アントニイ・バークリーによるウッドハウス文体模倣でのホームズ・パロディが収録されてます。

id:dadako
読了のことを語る
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著者自らファンタジー短編集というほどで、確かにファンタジー。お目当てだった『機械が止まる』は初期ウェルズの楽天主義に対する反動として書いたとのことで、これはむしろ見事なSF。
いや意外な作家が意外なものを書いてらっしゃる。楽しく読めた。

id:dadako
読了のことを語る
isbn:0006161723
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ポワロ50歳オーヴァー。『THE PALE HORSE』のキャラだけでなく、『CAT AMONG THE PIGEON』のキャラクターの知人も出てきた。
犯人はすぐにわかってしまったのだけど、最後の2ページに出てきた「実は…」話はちょっとずるい(=_=)。
教えてもらったこのトリオが出てくるやつも探して読もうっと。

id:ckagami
読了のことを語る
asin:4087745724
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前半は『窓際のトットちゃん』っぽいなーと思いつつ。
その後ミステリー部分というか、ストーリーの引きにぐわーっと引き込まれ、ページをめくる手が止まらなーい。
 
ソ連という国のすさまじさ。
悲劇と、それに人間がどう対応したか。
国家とはなにか。
 
というのも考えたのですが、強烈なキャラクターと、奇天烈なロシア・チェコの生活、時間がかかるご飯等も楽しみました。