勤務終了後、借りたことがない分野の本を探そうと、通いなれた図書館に寄った私は、蔵書検索機に向かった。
夏休み時期の土曜日ということもあってか、図書館はわりと混雑している。数ある検索機はいずれも先客で埋まっていたが、並んで少し待つと、私の順番がきた。
閉館時刻が迫っており、私の後ろで待つ人が急いている気配を背中に感じたが、今回検索したいキーワードはひとつだけ。SASAのテクノロジーを知るため、流体力学に関する本を探したかったのだ。
検索機は、タッチパネル付きのディスプレイを備えたPCで、検索用ソフトが常時起動しており、OSの画面を見たことは…[全文を見る]
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