/3.11

10年前の自分は午後からメンタルクリニックに行ってて　地震発生時は帰り道でした
10年経って　あの時母と心細く留守番していた息子が、今度はこころのお医者に通院してるので
何か
「巡っている」「まったく同じではないが、似たような課題を抱えて行きつ戻りつしてる」
と感じるこのごろです

あの日は早々に動き出した大江戸線のおかげで歩いて帰らなくてよくなったこと
積んでたDVDタワーが全く倒れなかったこと
なぜか夜中に蚊に刺されたことを今でも忘れない

(承前)だいたいコロナのせいなんだけど、
身の周りの状況が「あの時と似てるな」と感じることが多い　うまく言語化できない...
直接の被災（感染）がなくても、世界の変化によって精神が削られてるところ、
人との関係がうまくいかなくなってるところがあって、それが似ている？

(承前)
そこに「でも生きてるし、当事者じゃないでしょ、あんたは」みたいな　罪悪感が乗っている

あの頃は中国の大連で生活していました。
徹夜仕事がようやく終わってホッとしてはてなハイクを見ているときに、そのニュースが舞い込みました。
その後は被災地の状況、原発の状況への心配と異国にいて何も出来ない無力感と罪悪感を覚えながら生活していました。
そうした心情を紛らわすには仕事に打ち込むしかなく、通常の三倍のペースで仕事をしていました。
今でもまだ自分の中では「終わっていない」ので、毎年の311関連の報道はあえて無視しています。自分の中で区切りをつけたくはないので。

ヤフーの寄付サイトで寄付してたら楽しくなってきて、気が付いたら1400円も寄付していました。
なにしてんだマニ。

遅ればせながらYahoo!の検索募金してきた。

震災があった時刻に、北東に向かって、黙祷を捧げました。あの日々を思い出すと、まだ色んな想いが溢れてくる。今もコロナで大変だけれども、何でもない日常があること、空や木々が美しく輝いていることのかけがえのなさを感じます。どうか色んな人の傷ついた魂が、安らかでありますように。