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イギリスという国の偉大さのことを語る

「いけない」と言われましても
Ledywell駅あたりじゃそりゃムリです。
ホニャララ・ラップをランチで出すパブくらいならございますが、
「アイリッシュパブ探せ」と言われましてもそりゃムリです。
そもそもロンドンでビールはファストフード。
むしろ、郊外のちっこいパブで自家醸造のビールがある、ってほうが偉大な魅力。
キューガーデンの駅前の「フラワーエール」(自家醸造)などたいそう美味でしたし。
セントラルに出ずに、そういう郊外あたりだけで、
3日で10軒パブめぐりして「いいスコアだ!」って褒められました。
つまみに期待なくなったことが勝因だと信じてます。

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イギリスという国の偉大さのことを語る


バカ歩き省(Ministry of Silly Walks)がある。

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イギリスという国の偉大さのことを語る

開高健は遺筆『珠玉』の冒頭で、ロンドンで忘れられないことを三つの一つとして
フィッシュ・アンド・チップスを挙げています。その部分を引用します。
 
料理といえるほどのものではない。(..)東京で知り合ったイギリス人から——この人はケンブリッジ出身だったが——あれは新聞紙に秘密があってエロ新聞に包んでもらうといつまでもホカホカと温かいけれど、『タイムズ』なんかだとたちまちさめてしまうというんです、というジョークを聞かされたことがある。シンプソンのローストビーフも食べたはずなのに肉も皿も思い出すことができず、こんなフィッシュンチップスの一包みが生きのこって、いつまでも忘れられない。歩道の人ごみを縫って歩きながらひときれずつつまみ食いしていると、雨がポツポツ沁みて新聞紙の活字がぼやけていったことや、酢が赤かったことや、くずれた白身がいいにおいと湯気をたてていたことなどが、ありありと思いだせるのである。

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イギリスという国の偉大さのことを語る

島国同士でシンパシーを感じるのか、日本のことを「理解したい」と思ってくれる。
でも、ダンナ。煮干しはそうやって使うもんじゃねえよ。

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イギリスという国の偉大さのことを語る

大英博物館を形容するのに、
それ以上に適した言葉はみつかりません。
アタクシもそのように呼ばせていただいております。

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イギリスという国の偉大さのことを語る

リンボウ先生(誕生日近いし、個人的には好きです)に
「イギリスはおいしい!」と一度ならずことあるごとに叫ばせて
そのたびに著作をベストセラーにしていること。
暗黒組織の差し金にちがいない。
 
でもアタクシは真実を述べます。「イギリスはまずい」
パブで「玉子のピクルス」ってシロモノがあったんだけど、
林望先生を見習って、モノは試しと頼んでみたら
「グッド☆ラック!!」と提供され、好奇心を木っ端微塵にされました。
(ホンの一例です)
 
で、本題ですが、そんなイギリスなのに、ちっともキライになれないところ。
不思議。

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イギリスという国の偉大さのことを語る

保護とコレクションの名の下に、全世界の津々浦々から、
「ホェ〜こんな××(デカイ、古い、珍しい、貴重、希少、
誰も価値がわからない、意味不明、ジャンク)な品物まで!」
ガメてくるところ。もちろんタダで。
 
そして、それを商売にするうまさ。(ex.大英博物館)