/イギリスという国の偉大さ

【ニュースを微妙に気にする】
議会の公式サイトに署名の投票機能があるのがすごいとこだな。

EU離脱ですか、議員殺害で直前のアンケートが残留に揺れて、それが残留に揺れたことで本投票は離脱に揺れ戻っちゃいましたか。
スコットランド独立投票の時も確かそうだった記憶がありますけど、直前の世論とは逆になるのか捻くれてるなブリテン。
世界経済もさる事ながら、プレミアリーグの外国人枠どうなるの？あれはEUに準拠してたはずでしょ？
で、スコットランドは激おこだと思うんだけど、どうするんでしょ、再離脱投票→EU加盟→地位逆転→エディンバラが大英帝国の首都に！とか燃える展開ですな（緊迫感がない）。
まー、EUから離脱するって事は、少ないパイを皆んなで分け合いながら貧乏に暮らす以外のルートはないと思うのですが牧歌王国を目指すとも思えず、本当にどうなる事やら。

「春にして君を離れ」における深い人間洞察は、英国でなければ育まれなかったかもなあと思ったり。

先ほどの番組の後編。プレミアリーグを取り上げる。
外資によって強くなったマンチェスター・シティの取材で「訪れたのは折しもユナイテッドとのダービーの試合」とか言って、嘘つけこやつめ、と思ったのだが、「相手が赤で赤い服がマズいのからコートで隠す」とか言っており、出来過ぎた偶然だったかも。
とは言え、まさにそのプレミアの優勝が決まるかも知れんユナイテッドとレスターの試合の真っ最中に岡崎のゴールシーン流して始めるとか、ちょっと狙ってやってるだろ、と突っ込みたい。
（ ´-｀）。o 0 （…イギリスの偉大さ関係ないな……）

【今見テ】【BS】
EU離脱の是非を問う国民投票を前にしての特番。
欧州連合を離脱してイギリス連邦を復活させようとかいう動きがあるのか。
「私たちは今でこそ欧州の一国ですがかつては世界のリーダーだったのです」
うわー醜ー、極東の島国も大概だが、欧州の島国も酷いのがいるなぁ。
だが、選挙の結果を信じる、と言う人たちもいる。

『ハムレット』の有名な台詞"To be or not to be that is the question"のどこにアクセントを置くかというお題の割としょーもないコントにCBEとかサーとかデイムとかの勲章持ちの人達をどんどん投入した上にオチにもっとすごいのを持ってくる。

英国外務省がネズミ獲り職員(chief mouser)として猫の「パーマストン氏」を雇ったというニュースの見出しに張り切って"Licence to kill"とつける。
http://www.expressandstar.com/news/uk-news/2016/04/13/licence-to-kill-foreign-office-new-recruit-starts-work-as-chief-mouser/

ツール・ド・フランスを見てるんですけど、
結構、屋根が朽ち落ちて壁だけになった建物が存在してるんですね。
何の柵もされてなさそうなんですけど、「これくらい自己判断でやれ」と言っている様で、潔さと寛容さを感じますね。

ブリティッシュ・エアウェイズの広告なんですが、
紅白は蒲鉾だとしても、あの青いものはどういう食べ物なんだと思ってしまいました。
つ　http://www.britishairways.com/travel/home/public/ja_jp

「いけない」と言われましても
Ledywell駅あたりじゃそりゃムリです。
ホニャララ・ラップをランチで出すパブくらいならございますが、
「アイリッシュパブ探せ」と言われましてもそりゃムリです。
そもそもロンドンでビールはファストフード。
むしろ、郊外のちっこいパブで自家醸造のビールがある、ってほうが偉大な魅力。
キューガーデンの駅前の「フラワーエール」（自家醸造）などたいそう美味でしたし。
セントラルに出ずに、そういう郊外あたりだけで、
3日で10軒パブめぐりして「いいスコアだ！」って褒められました。
つまみに期待なくなったことが勝因だと信じてます。

横断歩道は馬も渡ります。

衛兵の被っているモフモフとか

バカ歩き省(Ministry of Silly Walks)がある。

開高健は遺筆『珠玉』の冒頭で、ロンドンで忘れられないことを三つの一つとして
フィッシュ・アンド・チップスを挙げています。その部分を引用します。
　
料理といえるほどのものではない。(..)東京で知り合ったイギリス人から——この人はケンブリッジ出身だったが——あれは新聞紙に秘密があってエロ新聞に包んでもらうといつまでもホカホカと温かいけれど、『タイムズ』なんかだとたちまちさめてしまうというんです、というジョークを聞かされたことがある。シンプソンのローストビーフも食べたはずなのに肉も皿も思い出すことができず、こんなフィッシュンチップスの一包みが生きのこって、いつまでも忘れられない。歩道の人ごみを縫って歩きながらひときれずつつまみ食いしていると、雨がポツポツ沁みて新聞紙の活字がぼやけていったことや、酢が赤かったことや、くずれた白身がいいにおいと湯気をたてていたことなどが、ありありと思いだせるのである。

島国同士でシンパシーを感じるのか、日本のことを「理解したい」と思ってくれる。
でも、ダンナ。煮干しはそうやって使うもんじゃねえよ。

大英博物館を形容するのに、
それ以上に適した言葉はみつかりません。
アタクシもそのように呼ばせていただいております。

リンボウ先生(誕生日近いし、個人的には好きです)に
「イギリスはおいしい！」と一度ならずことあるごとに叫ばせて
そのたびに著作をベストセラーにしていること。
暗黒組織の差し金にちがいない。
　
でもアタクシは真実を述べます。「イギリスはまずい」
パブで「玉子のピクルス」ってシロモノがあったんだけど、
林望先生を見習って、モノは試しと頼んでみたら
「グッド☆ラック!!」と提供され、好奇心を木っ端微塵にされました。
（ホンの一例です）
　
で、本題ですが、そんなイギリスなのに、ちっともキライになれないところ。
不思議。

保護とコレクションの名の下に、全世界の津々浦々から、
「ホェ〜こんな××(デカイ、古い、珍しい、貴重、希少、
誰も価値がわからない、意味不明、ジャンク)な品物まで！」
ガメてくるところ。もちろんタダで。
　
そして、それを商売にするうまさ。(ex.大英博物館)
　

行ったことあるから偉大（違

肉が繊維