/建物の写真

もうすぐ閉店してしまう喫茶店なの。このシャトー（通称）でどっかの大学の先生っぽい三人組が「さんぜんまんだかよんせんまんもってかれたらしいよ」っていう話をしていて、「シャトーの三人男」ってあだなをつけました。ここが閉店したらあの人達の話の続きが聞けない……

高輪の、なんだろ文化財なのかなあとしげしげ眺めてみたところ、現役の歯医者さんでした。洋風の病院スペースとおそらく居住空間の和室がつながっていて、中に入ってみたくなる建物です。

港区、高輪のとらやさん。残念ながらお店はやってらっしゃらないようだけど、中に入ってみたくなる建物です。

旧講堂

ばばーん

講義する側から見るとこんな感じ

旧公衆衛生院が郷土博物館をふくむ「ゆかしの杜」としてオープンしたとハイクで読んで、行ってきました。前回行ったときはまだ工事中だったの。


一階にあるカフェで豆乳ソフトクリームとコーヒー。コーヒーはさっぱりしておいしかったです。

たまにいく、おしゃれな図書館。

箱根、ポーラ美術館は景観になじむように、地上部分は 8 m におさえ、大部分は地下になっています。

地上部分はこのように低めで、

こういう、上から見るとちょっぴりこわめな構造になっております。

中は明るくてきれい。
今やっているのは「岡田三郎助生誕150年記念　モダン美人誕生」。岡田三郎助が妻を描いた「志那絹の前」は衝撃でした。「うわあ」って言ってしまった。泣く元気もないといった沈鬱な表情ときらびやかな意匠と。絵画作品だけでなく当時の化粧品や化粧道具も展示されていてとっても素敵でした。
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小笠原伯爵邸（５）鳥
当主が鳥好きだったため、あちこちに鳥があしらわれています。


ちょっとこわい。

おしまい。

小笠原伯爵邸（４）二階屋上
藤棚。パティオにはモッコウバラ、屋上には藤棚。春も素敵そうです。

この藤棚の向こう、中はこうなっております。みんな大好き、女中頭のお部屋よ。


広い。今は結婚式の控え室などに使っているそうです。

小笠原伯爵邸（３）パティオ

なんと、当主、長幹作。朝倉文夫に師事していたそうです。

財力がある方にはぜひこのように趣味に走っていただきたい。

小笠原伯爵邸（２）喫煙室

喫煙室外観。


むはー、かわゆい。
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小笠原伯爵邸
1927 年竣工。旧小倉藩主、小笠原家第 30 代当主、小笠原長幹伯爵の本邸だった建物。
戦後、米軍に接収され、東京都に返還されてからは小学校や児童相談所として使用されたのですが、その後使用されず荒廃し、そのときに家具などは盗難にあったりもしたとか。
取り壊しも検討されたようですが、現在は改修され、レストラン、カフェとして大復活し、見学もできるようになりました。よかった、よかった。

カフェがあって、ここは予約なしで入れます。

弘前城を亀甲門（かめのこもん）から出るとすぐのところにある石場家。江戸中期ごろよりここで商家を営み、現在でも現役で酒屋さんをやっておられまます。地元のお酒だけでなく、ご主人が気に入ったという風の森なんかも売っていて、しっかりした酒屋さんという感じでした。
ここにかぎらず、弘前の文化財は保存されているだけでなく、ずっと使用され続けているので傷みが少ないし街になじんでいるなあと思いました。



ここで吟醸酒入りのチョコを買って食べました。ほんのりお酒の香りがしておいしかった。
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この建物は一階は見学できるのですが、二階は立ち入り禁止。

ちらっと見える二階の天井が素敵。

二階、見たいな〜って思ってたんですけど、

こうやって離れたところから見ると、「これは、二階においそれと人をいれたらいけないな。建物がもちそうにない」というのがわかります。
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尾上銀行頭取でもあった清藤盛美が 9 年かけて造営した盛美園。その庭を見るために創られたのがこの盛美館だそうです。



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弘前、青森銀行記念館（旧第五十九銀行本店本館）。1879 年設立。
どーん

どーん

どどーん

中もどーんとしています。
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弘前、旧東奥義塾外人教師館。東奥義塾は明治 5 年、青森県内で最初に開校した私学校。


納戸的なものがかわいい。

この納戸なら決して魔窟化しないでしょう。
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旧弘前市立図書館。1906 年、日露戦勝記念として建てられたそうです。


中はこんな感じです。むっはー

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弘前、第八師団長官舎（弘前市長公舎）。1918年築。


国登録有形文化財にスタバが入っております。

弘前、日本商工会議所初代会頭の藤田謙一氏別邸。1921 年築。



カフェになっていて、お庭を眺めながらアップルパイなどをいただきました。隣のカップルがまったく言葉を交わさず、一体どうしたことかとはらはらしましたが、ふっとした瞬間ただ見つめ合い、微笑みあい、そして出て行かれました。そうか、しゃべればいいってもんじゃないんですね。彼女たちとはこの日、別のところでもすれ違いました。