光文社古典新訳文庫版『カラマーゾフの兄弟』。後の巻になるほど分厚くなっていく(5巻は例外)。
ところが4巻の読書ガイドに書いてあるのが、
〉〉この第4部では、ついに書かれずに終わった、いわゆる続編、すなわち「第二の小説」が少しずつその輪郭を明らかにしていく。
マジか。作者序文で、「第二の小説の方が重要でこれだけでもいいんだけど、第一の小説を読んでもらうほうが効果その他云々」みたいなこと書いてあって、どう考えても「第二の小説」の方が長そうなんだが。
あんたどんだけ喋り倒しかったねん、フョードル……