太郎は箱を開けたとたんに、すべての記憶を失いました。「ここはどこ?わたしは誰?」
「王子様!こんなところに!」
太郎は通りかかった娘に手を引かれ、停泊していた船に乗り込みました。
亀とともにその様子を見ていた乙姫様は、やはり、太郎を思い切ることができませんでした。
「わたし、魔女のところに行くわ。そして人間にしてもらう」
やっとたどり着いた魔女の住処。魔女は言いました。
「わかった。そのかわりおまえの美しい声をもらうよ」
(以下略)
浦島太郎の新しいエンディングを考えるのことを語る