ヨーカドーはもともとは資金が潤沢にある会社ではなかったので、土地を買ってそこに建物を建てるのではなくて(土地を買ってたのがダイエーで、ご存じのように負債が増えて途中でこけたんすが)、その土地の地主さんに建物を建ててもらってそこにテナントとして入るパターンが多かったのです。で、一等地の場合は家賃が高いので入れないですし、一等地じゃないところだと家賃が高くならずに店舗が広くとれるっていうメリットがあって、おっしゃるとおり「しょぼい駅」とか「しょぼい場所」の家賃の安い地域の広い建物に店を出ました。で、これだと自社の初期投資はある程度抑えられるので、借入金もあんまり増えないやりかたです。
で、一等地でない他人の土地建物を借りるっていうスタンスは今でも変わってなくて、いまでも例外はありますが工場跡地とか再開発地にでかい店を出すのが得意です。東京以外の方にしょぼいと思われる場所にヨーカドーーがあるのはそんな理屈です。
上京にありがちなことのことを語る