[週刊朝日がなんかおかしい]
橋下さんが人格異常者かどうかはそれは週刊朝日や佐野さんがきめることではない。と同時に、血筋を徹底調査する必要もないです。そもそも血筋が人格異常の原因かといったら、それはほんとロンブローゾの宿命的な犯罪者がいるという仮説を立てたいまでは噴飯ものの世界観と同じなんじゃないか。人間は精神と感情を持ってるから、機械ではありません。人間、そんな簡単な世界ではないです。
朝日に対して会見を拒否する、というのはよくわかるのです。だって、朝日の記事の話からすると、知事の家族も異常人格者ということになりかねない。父親として、反発するのは非常によくわかるのです。
府知事時代、図書館の統合問題で共産党の人が議会で「あなたは親に絵本をよんでもらったことがないのですか?」と質問したことがあるのです。で、敢然と「親が働いてたからありません」と答えてて、そのかわり大阪の街の中の近所の人に育てられた、っていってたのかな。だからその育てられた大阪の街を元気にする、という建前だけは非常によくわかるのです。たぶん橋下さんのやってる政策の何割かは、そこらへんが根源なんじゃないかな、と思う。
もっとも橋下さんのやってることには反対です。救急病院や弁護士会館等公益性の高いものに対する固定資産税の減免の停止は特に反対。そもそも収益をあげるためにやってない法人や社団財団にそんなに担税能力がないのに税金を通常並にかけること自体が財政再建のためとはいえ合理性が無いと考えてます。個別のことは反対だけど今回のことだけは橋下さんに徹底的に朝日と闘って欲しいです。