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安富歩のことを語る

先日の参院選、全国区はれいわ新選組から立候補の安富歩氏に投票したのだが、寸前までどこに投票するのかを悩み続けたし、投票したれいわ新選組にしてもはたして積極的にサポーターとして動きたいものかどうかは微妙で、これらをどう語ればいいのかを悩み続けている。

れいわに投票したのは、比較的良質な左派ポピュリズムの火種は確実に感じられたので、それを絶やしてはならないと感じたからなのだけれど、さりとてその政策にすべて賛同するものでもない。 政策面で人に勧めるのならば既成野党の方に安心感があるのだが、しかし現状より心配なのは深刻化する政治的無力感、あるいは完全にアパシーと言ってよいような社会状況であり、そこに一石を投じることが出来ているものはれいわしかなかったと言うわけだ。

しかし、この考えかたの関心の中心は候補者よりも有権者全般にあって、本来候補者の誰を選ぶのかと言った関心の持ち方をする投票の場面で人に勧める言葉がほとんど出てこなかった、むしろそういった語りかたをするのならば既成野党を勧めるしかなくなる、そういったところでどちらを勧めるのも気持が悪いと言った形であまり積極的な動きが出来なかったのである。

<続く>