鉄道ピクトリアルというマイナーな雑誌があって、今月は名鉄が特集です。現場をよく知る名鉄の中の人が記事を書いてて興味深かった。
戦後すぐから名鉄はずっと二扉の電車を増備してて(パノラマカーもその延長線上にあった)、しかしオイルショックの前後に二扉の電車では犬山線を筆頭に朝のラッシュが捌けなくなってきた。そこで東急から三扉の中古車を買って犬山線に投入したらなんとかなったので、じゃあってんで三扉の新車両をいったん増やした。のだけど、二扉じゃダメなのか?と余計なこという社長が居て二扉の車両も昭和の終わりに新車として投入された。その昭和の終わりに増備した二扉の車両がちょうどいま引退の時期に差し掛かってて、ここではじめてやっと特急料金のいらない電車は三扉に統一できるようになったそうで。
新名古屋じゃねえ名鉄名古屋のわかりにくさは他都道府県民殺しなんだけど、名鉄名古屋を通過するすべての車両が三扉になることで・二扉車がなくなることで、ちょっとだけわかりやすくなるかなあ、と。
好きについて書くと、一宮のあたりで並行して走るJR東海に追い抜かれまいとぐいぐい加速する名鉄が好きです(おれが単なるスピードフェチなのかもしれないが)。
名鉄のことを語る