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自分(id:lieutar)のことを語る

ずいぶんと前に session22 だかで物事の語りには「物語」とそうでないものがあって、物語とは置きたイベントに因果関係を語るもの、そうでないものは置きたイベントをただ述べるものだってことが解説され、で、いろんな語りを聞くにはどちらの語り口なのか注意すべきであると言うことが語られていた。
で、この「物語でないもの」が一体何だったのか思い出せないし、テキトーに検索してみても西尾維新とか出てきてしまって「ぱないの☆」で思い出せない。
しかしまぁ、因果が物語と言うのであれば科学と言うのもひとつの物語の手法なのかもしれず、世界は物語で埋め尽くされるのではないかとも思うが、そういったなかであえて「物語主義」と言うのであればそれは何かと言えば、想像し得る因果の中で尤もエキサイティングなものを支持する態度と言えるのではないかと思える。
ただ、このエキサイティングって英雄譚のようなものをそう感じる人もいれば、パロディ的なものが好きな人もいるし、科学的なものこそがエキサイティングって場合には、血沸き肉踊らせる為にあえて抑制的態度をとっているってこともありそうで、なんつか「何をエキサイティングと感じるか」ってことが態度の分類として重要なものに思えてきている。